こにたん、組織開発の日々

2022年4月より組織開発を生業に。始める前から天職の確信

2022-11-01から1ヶ月間の記事一覧

実装力

組織開発とは何か、実装するための力だと思う。 経営トップがビジョンを語り企業のありたい方向性を示す、それを実現させるための 仕組みとして人事制度がある。社員に成果を出してもらうために目標管理制度があり、 中間管理職のマネージャーは現場と共に企…

ちょっとずつ

会議の動画を見直したら「ちょっと」を自分は連発していた、笑。 その奥にはどんな心があるのか。 最近思うのは、立ち止まることの重要性。 前へグイグイ進んでいきたい気持ちがある、みんなのベクトルが合って推進力を増して。 早くそんな状態になればいい…

ステキの連鎖

この6年間、人生の転機をもたらしてくれたのは人との出会いから。 これまで会社の枠組みの中で自分の生き方を模索してきたけど、本当の意味で個人として どう生きたいかを考える中で外に飛びだした。 その考えを深めるきっかけをくれたのは、素敵な人との出…

苦悩の意味

喜怒哀楽、その中で人は喜び楽しみを求めて生きている。 怒りや哀しみを求めて生きる人はそういないだろう、 だけどその二つは、自分自身を変えていく起動力。 怒りと哀しみ、それをずっと感じている事は辛いので、心の底に沈めていく、 場合によっては無か…

過去から想い起こす

なぜだか、昔書き連ねたノートが今日は気になった。 引っ張り出して過去を眺めた。 今の転換期を形づくった原点、2016年ブラジルから帰国した後の混迷時代のノート。 過去の自分と対面するのは面白い。 そんなに変わってないところもあるが、まだまだ考えが…

そうする理由

皆んななぜ発言してくれないのかな、なぜ問いかけに応答してくれないのかな 沈黙が続くと小さく小さく傷ついていく、そんな感じだ。 みんなの未来のためにと、自分は一生懸命になっているつもり、 いろいろやってきて気づいた、つもりなのだ。 良かれと思っ…

自分を動かすもの

自分を動かすものってなんだろう、人によってそれぞれあると思う。 それがあると集中できたり、立ち直りマイナスから抜け出たり、無性になにかやりたく なる力が湧いてきたり。自分を動かす力、起動する力とも言えるだろう。 それが何によって引き起こされる…

具体と抽象

これからの組織開発をどう進めるのか、仲間と議論を始めている。 しかしながら議論は空中戦に飛びがちだ。 マネージャーは全社戦略のレイヤーで語ることが多い。私たちと関係のない上の世界の話 だと、参加者に思われると議論は噛み合わない。上の世界と下の…

聴かれること

昨日は、「人事の人に入ってもらい、話すことも良いもんだ」と言っていただけた。 その方はしっかり自分の意見を表に出される人。なんで、営業部の集まりに人事が入る 必要があるのか、この場はどんな目的があるのか、疑問に思ってその場に入られた。 会の終…

大切さの積み重ね

週末は、むかしの同級生や会社を辞めた仲間との再会。 その時々でご縁のあった仲間。部活動や学校行事、社会人になってから苦労したこと等、 いろんな思いを共有した大切な仲間。普段思い出すことのない昔話に話が咲く。 高校卒業以来で会った人もその表情に…

漆黒の闇の中で

今週の仲間との振り返りを通じてひとつ、至った想いがある。 『お山の漆黒の闇夜の中で、手をつないでいる安心感。前後左右、闇の中で見えないん だけど、掌には人の体温を感じている。それだけで安心できる』。 人の根源的な願いは、 「自分のことを本当に…

命を使い切って生きる

月刊致知11月号 感想文 山田西リトルウルフ棚原安子さんのお話 おばちゃんの「運鈍根」、ひとことで言うと何だろう、「貫き通す」かな。 31歳から野球指導を始めて50年ずっと同じことをやり続けて82歳。 自分は82歳まであと30年、そこまで生きるかわからない…

組織開発の力

チームのみんなへ。今日はちょっと伝えさせてください。 4月にここに来れて僕は幸せを感じています。 想いがあり、能力を磨き、仲間を讃え合う。 居場所を感じられる職場にいられるのは幸せです。 一方もどかしさも感じています。 みんながものすごく頑張っ…

穴ぼこの埋め方

仲間との振り返りを終えて想う。 人は生まれもって心の中に穴ぼこを持っている。 穴ぼこの存在自体に気づいていなかったりする。 そして人生経験を経て、その穴ぼこが大きく広がったり、また一時的に塞がったり。 穴は死ぬまで消えなくてあり続けるのではな…

出会えて良かった

前日につづき、植物状態患者の本の話。 患者さんを担当する看護師はプライマリーと呼ばれ、専属の担当になる。 ある看護師さんは「本当にこの人に出会えてよかった、って思える人たちに、ここに来て 会えてるような気がする。彼らのおかげでこういうことをさ…

内側から観る

植物状態患者の看護にまつわる本を読んでいる。 人と人との関わり合いを深く考えさせるものだ。 患者の多くは、言語的コミニュケーションが困難で、声を出せても意味を持った表現と して言葉を受け止められなかったり様々な困難がある。お世話する看護師は、…

掘りおこされる言葉

3年前のコーチングセッションの時に、自分の内から湧いてきた言葉を再発見した。 「関係案内人」 自分のありたい姿や他者との関わり合いを考えるなかで出てきた言葉が、関係案内人 だった。その時は営業部にいて、人事の仕事をする未来なんて想像がつかなか…

言葉は現実をつくる

読書ノート、哲学科教授の納富信留著「対話の技術」より抜粋 言葉とはどういうものか、私たち人間はなぜ言葉を発するのかと言う問題です。 対話と言う問題を哲学から見るとどうなるのでしょうか。 3つのポイントがあります。 言葉は伝達の道具ではなく思考そ…

組織に愛を

昨夜は楽しかったぁ。 久々に金曜日の夜に早めに退社して、打ち上げ。 コロナ以来そんな金曜日は久々だった。 こってりニンニクの焼肉、仲間と乾杯乾杯。 やっぱりこうした時間が大好きだ。 道中迷ったり苦しんだり、方向性を見出して道を拓いていくプロセス…

迷いながらも歩く

いろいろなことを体験し、 自分の頭の中にインスパイアされるものが溜まっていった時、 そうしたときに素敵な文章に出会うと、 その体験が自分にもたらしたものが、体内に染み込んでいく気がする。 若松英輔さんからいただいた、素敵な一節。 歩くように考え…

器のそだてかた

仲間との毎週の振り返りを終えて想う。 「オイラの器って小せえなぁ」 そんなふうに思うこともある。 新しい環境、新しいチャレンジ、変化の中で自分が試されて、 自分のできないこと不得意なことの、現実に直面する。 そういう中でオイラって小さいな、て感…

朝から晩まで

前日を振り返る、どんな学びがあったのかな。 一日を振り返ると、いろんな人と話をして、いろんなことが頭の中に去来していることを 知る。様々な出来事や人との触れ合いが、自分の中にあるものと反応する。 何が自分の中にあるものと共鳴するのか、響きあう…

リーダーシップ

研修登壇の準備をしている。 今回のテーマはリーダーシップ。 リーダーシップの語源とされるインドヨーロッパ言語の「Leith」には、"前進する、 一線を超える、死ぬ"という意味があると言う。 リーダーシップは、今ある自分から抜け出して前へ進む、その際に…

秋は夕暮れ

ラグビー観戦からの帰り道。 刻々と変わっていく夕暮れを眺めながらのドライブ。 田んぼ道を走っていたので空がとても広く、遠くには山々が。 日が山の方へ落ちていく様が美しかった。 空の上はまだ青い、だけど地平線は深い青、 そして、グラデーションの紫…

3つの矢印

人間理解には3つの矢印があろう。 ひとつは自分に対する矢印の"内省"、ふたつめは他者に対する矢印の"観察"、 3つ目は人と人との間の矢印の"対比"。 ふたつめと3つ目の矢印をどう捉えるかが、ぼくの人間理解の課題だ。 他者を観察する際に、どれだけ相手の…

深まる秋

これは、私が小さいときに、村の茂平というおじいさんからきいたお話です。 むかしは、私たちの村のちかくの、中山というところに小さなお城があって、 中山さまというおとのさまが、おられたそうです。 その中山から、少しはなれた山の中に、「ごん狐」とい…

正解がない世界

解き方が既にわかっている問題、これを「技術的な問題」と言う。 一方、いままでの考え方では解決することができない難しい問題を、 「適用を要する問題」と区分けする。 前者は因果関係がはっきりしているもの、 例えば、故障した部品を交換すれば技術的な…

春待つ息吹

新幹線、敢えてこだま号を選んで、のんびりと戻っています。 陽光きもち良く、もうすぐ富士山が見えるかなぁと心待ちにしながら。 櫻井和寿さんの歌詞が響きます。 「はるまついぶき」より一部を引用 心に佇んでいる寂しさ それすら確かな愛の姿と 自分にそ…

望む未来

「組織開発とは、より良い未来をともに創ること」と、会社で自分のことばを発表した。 先輩から嬉しいフィードバックの問いかけをいただいた。 「より良い未来とは? あなたにとって、どんな未来が良いですか。 それは、「望む未来」、「新しい未来」、どん…

集合のことば

アメリカの思想家ケン・ウィルバーが提唱したインテグラル理論。 世界や物事を統合的、包括的に捉えるメタ理論だ。 その中で4象限のフレームワークがある。 "個人"と"集団"の縦軸と、"外面"と"内面"の横軸で4つに分けられる。 それぞれの象限は、①個の内面、…