こにたん、組織開発の日々

2022年4月より組織開発を生業に。始める前から天職の確信

2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧

くろうを分かちあう

昨日は、できない自分や昔の仲間と会ったら比較したりと、気分も落ちた。 そんな自分を外側から眺めて「歳をとっても相変わらずしょうがねぇ奴だな」と 自分で自分を笑い飛ばせると、ちょっと気が楽になる。 べてるの家の当事者研究の理念集を読んでいたら、…

おかげさま

昨日は母の傘寿のお祝いだった。 忙しい子供たちもちゃんと集まってくれたことが嬉しいし、母が元気で健康でこの節目の 歳を迎えてくれたことが何よりありがたい。 母との関係性を表すなら「おかげさま」だろうか。 〇〇のおかげ様、あるいは〇〇のせいで、…

人をつなぐもの

仲間との振り返りを終えて想う。 真の意味で、人がつながり分かち合って癒しを得られるのは、 不快の感情を分かちあえた時なのだろう。 不安や苦しさといった不快の感情、それを表に出すことも憚られるし、自分の中にそんな 感情が芽生えることを認めたくな…

現場の声

専門家としてより良い組織づくりを行うためにまず始めるのが、組織の現状を見立てる ための情報収集。そこから組織の課題を見出そうとする。手法としては組織サーベイや 当事者へインタビューを行う。様々な角度から現場の声を表に出していくことが、組織の …

当事者研究

昨日は仲間の頑張りに改めて勇気をもらった。 彼女の活動を仲間内に知ってもらい、その頑張っている姿をみんなが受け止めてくれた ことが嬉しかった。 当事者研究と題して、仲間がそれぞれの現場で活動している内容を知り、その人らしい 支援者としてのあり…

やれていない事を見つめる

コーチングが上手くなりたければコーチをつけろ、と言われてきた。 今まで踏ん切りがつかなかったが今年は、プロコーチへ毎月のセッションをお願いする ことにした。昨夜は初セッション、「未だ自分がやれていないこと」を見つめるきっかけ になった。 振り…

棚ぼたは無い

仲間の組織開発の現場実践に学ぶ、当事者研究を進めている。 何を学びましたかという問いに対して答えてくれた「棚ぼたは無い。自分の足で動いて、 目で見て動く。それでないと信頼貯金は貯まらない」に痺れた。 人事と現場の兼務の役割で仕事を任され、人脈…

ことばで表すもの

哲学者アリストテレスが人を説得し動かすための3つの要素とした、パトス、エトス、 ロゴス。人が関係性を築いていく本質をついている。 パトスは感情、エトスは個人の信頼性、ロゴスは論理。 パトス。人は感情の生き物だ、不安や恐れといった生き残るための…

人に支えられる

仲間との対話を終えて思う。 自分の存在価値に自信をなくすことがある。そして自分の色を失ってしまう。 内なる力が湧いてこない時、そういう時に自分に関心を寄せ続けてくれる人がいれば、 支えられる。家族や大切な友人、頼れる人がいれば底支えされる。 …

勝ち続けるチームのつくり方

「帝京大学ラグビー部V 10への軌跡、ラグビー部前監督 岩出雅之氏のお話し」 帝京大学ラグビー部は大学選手権2連覇を遂げた。憎たらしいぐらい強いチームだった。 9連覇を成し遂げた後は一時陥落したが4年ぶりの優勝、そしてことしは連覇。 どこにV字回復の…

自分のもつ光

昨日はくたくたに疲れて早々に寝た。 充分に寝て朝体操したら内側の力を感じられるような気持ちだ。 朝瞑想して息を深く吐いて吸う、そしてゆとりを感じられる。 自分が成長の階段を上って次の踊り場へ進んだと思っていたけど、まだ迷うんだなぁ、 そして自…

期待をつくろう

昨日は仲間と新年会。 普段顔を合わせながらもじっくり語り合う時間は少ないので、コロナ以来めっきり減った 懇親会をありがたく思う。去年の4月に転勤で関連会社に出向し新しく出会った仲間。 過去の歴史、みんなが頑張ってきたその人なりの理由、そういっ…

3つの自覚

昨日はファシリテーションの研修。 その中で印象的だったのが、思考の癖を意識すると言う内容。 ファシリテーターに必要な3つの自覚を学ぶ。 ①思考を自覚する(思い込まない) ②見方を自覚する(自分本位で考えない) ③習慣を自覚する(惰性に流されない) 日々忙…

エネルギーの源

臨床心理学者・河合隼雄さんのむかしの対談を聞いていた。 心の中にある影はエネルギーの源になっている。難しいのだけどその影をなくすことでは なく、それを生かす事だという。 先生の患者でいつも愚痴ばっかり言いすぎている人がいてその方が、「どうも先…

胎動

坂村真民先生の力ことば 「川はいつも流れていなくてはならぬ。 頭はいつも冷えていなくてはならぬ。 目はいつも澄んでいなくてはならぬ。 心はいつも燃えていなくてはならぬ。」 週末は久しぶりにジムへ行き、走って筋トレした。筋肉痛を感じる朝が心地よい…

ホールドする

対話の場にファシリテーターとして関わっていく際に、「場をホールドする」という言葉 がある。ホールドの言葉の意味は、持つ、支える、抱きしめる、開催する、心に抱く、 維持する、保留する、持ちこたえる等だ。 ファシリテーションのホールドとは何だろう…

のまれる

仲間との振り返りを終えて。 自分にとって心地よい時間を保ちエネルギーを貯めること、そして消費すること、 うまく循環させる調整が話題になった。 自分と他者との距離感、 このバランスを失ってしまうと「他者にのまれる」ことになるなぁと。 自分の軸を見…

自分も問題の一部

今日はループ図を考える。 現場の組織課題を見つめるために、問題症状の因果関係を明らかにしようとする試みを している。最近はループ図を書いている。これは現実の複雑性を理解するために、物事の つながりや全体像を見てその本質を捉えようとする営みだ。…

客観的であること

スーパービジョンについて考える。 コーチや組織開発コンサルタントといった対人支援のプロであっても、自分を客観視 し続ける視点を持つ事がときには難しい。なのでコーチも自分のコーチングを指導者から 助言を受ける機会をつくる、これがスーパービジョン…

望ましいことと正しいこと

いま読んでいる本に感じたこと、 「正しいこと」は必ずしも「望ましいこと」では無いという。 医療現場や組織の問題解決にナラティブ・アプローチ、物語的な発想を取り入れる考えが ある。例えば、緩和ケアの医療現場で、患者に包み隠さず病状を説明して正し…

仲間の力

昨日はラグビー大学選手権の決勝、国立競技場へ向かった。 娘のおかげ様、この4年間ラグビーを身近で感じる機会をいただいた。 ぼくは単に応援する側として見守っていただけだが、選手の頑張り、チームに対する 想い、その熱い想いに触れスタジアムで体感す…

知らなかった未来

昨日は僕のコーチングの師匠平本あきおさんと今年のビジョンを考える、 ドリームキックオフに参加した。目標設定は行動ベースでなく価値観ベースで考える、 それは本当に大切なものを考える際には「感情を動かす価値観」が土台となるからだ。 感情や価値観を…

受け身

仕事が始まり、年末年始の弛緩した身体と精神からピリリとした世界へ、引き戻される 感じだ。今年走ろうと思ってなかなか踏み出せていなかったが、仕事が始まってから ランチタイムの合間に走り出した。 弛緩した心に火をつけるのに、外的刺激もひとつのスイ…

育ち合う

昨夜は家族4人が全員集合。 もうすっかり大人になった子どもたちと、日本酒を飲みながら家族団欒。 彼らが自分の考えをしっかり持った人に成長していることを、嬉しく思う。 人が成長するのには苦労や葛藤が必要だ。 だけれども、苦労を得られる環境は求める…

穏やかに

三が日の混雑を避けきのう初詣へ行った。 出店が並び賑やかな参道を、奥さんとのんびりと歩いて向かう。 澄みきった穏やかな晴れた日。 皆さんが晴れやかな顔で参拝に向かう中に、混じって歩くのが愉しい。 今年もいよいよ始まる、気持ちを新たにする。 お札…

愚直に生きる

年末年始、手に取った本。 高校以来だろうか、ヴィクトール・E・フランクルの「夜と霧」を読む。 絶望的な強制収容所を体験した著者の言葉は重い。 ことし2023年、愚直に生き、そして行動しよう。 夜と霧からの引用。 「もういいかげん、生きることの意味を…