こにたん、組織開発の日々

2022年4月より組織開発を生業に。始める前から天職の確信

力言葉

信じる勇気

エーリッヒフロムの「愛するということ」より、背中を押される言葉 自分自身を信じているものだけが、他人に対して誠実になれる。 なぜなら、自分に信念を持っているものだけが、自分は将来も現在と同じだろう。 したがって、自分が予想している通りに感じ行…

かたちとは何か

追悼。6/22に没した野見山 曉治さんの言葉が響いた。 ぐわっとした力、それはその人固有の内面で感じて掴み取る力。 本質を自分の身体で掴み取りたい、そこから洞察力は磨かれる かたちとはなにか具象性は人にわからせるための大事な道具だと思う。 具象性が…

能動的な力

エーリッヒ・フロム、「愛するということ」の"愛の理論"より構成 どの時代のどの社会においても、人間は同じ1つの問題の解決に迫られている。 いかに孤立を克服するか、いかに合一を達成するか、いかに個人的な生活を超越して、 他者との一体化を得るか、と…

無我夢中の尊さ

夢中になっているときって、人の目は気にしない。 ただただ好きになれることに没入できる時間。寝食忘れて目の前のことに夢中になる、 そんな時間は、自分自身を深く探求している時だ。 そんな時間は何にもとらわれず、自由であるだろう。 人は自分に向き合…

能動的な感情

エーリッヒ・フロムの「愛するということ」の一節より スピノザ(17世紀オランダの哲学者)は感情を、能動的な感情と受動的な感情、「行動」と 「情熱」とに分ける。 能動的感情を行使するとき、人は自由であり、自分の感情の主人公であるが、受動的な 感情を…

桃桜

根っこが生えてきた。ただそれだけのことだけれども、発見して嬉しくなった。 桃と桜の切り枝を、花が終わってからも若葉が出てくるのを楽しみに育てている。 今までこんな楽しみはしたことがなかったのだが、切り枝も悪くない。 今日、水換えをして気づいた…

未来づくり

仲間と未来をつくるには「ことば」がいる。 ことばを用いて、姿かたちの現れていない未来を、対話で現実のものにする。 だからあなたと語りたい。 ことばの先に、お互いが観えている世界の重なりが大きいほど、 未来を創る推進力が大きい。私たちの中に共感…

自分のもつ光

昨日はくたくたに疲れて早々に寝た。 充分に寝て朝体操したら内側の力を感じられるような気持ちだ。 朝瞑想して息を深く吐いて吸う、そしてゆとりを感じられる。 自分が成長の階段を上って次の踊り場へ進んだと思っていたけど、まだ迷うんだなぁ、 そして自…

胎動

坂村真民先生の力ことば 「川はいつも流れていなくてはならぬ。 頭はいつも冷えていなくてはならぬ。 目はいつも澄んでいなくてはならぬ。 心はいつも燃えていなくてはならぬ。」 週末は久しぶりにジムへ行き、走って筋トレした。筋肉痛を感じる朝が心地よい…

愚直に生きる

年末年始、手に取った本。 高校以来だろうか、ヴィクトール・E・フランクルの「夜と霧」を読む。 絶望的な強制収容所を体験した著者の言葉は重い。 ことし2023年、愚直に生き、そして行動しよう。 夜と霧からの引用。 「もういいかげん、生きることの意味を…

諦めかたを知らない

なんだか力をもらいたくて、 北海道のロケット開発の植松努さんのTED Talksを見直した。 宇宙開発を手段だという植松さんは、僕たちは世界を救うために生まれてきたと言う。 僕たちは、してもらうためや諦めるために生まれてきたんじゃない、と言う。 人生は…

未来をつくる心

さいきん神谷美恵子さんの本「生きがいについて」を反芻しながら読んでいる。 その中にある一節で、そうだなぁと得心した。 「生きがい感と幸福感とはどういう風に違うのであろうか。たしかに生きがい感は幸福感 の一種で、しかもその一ばん大きなものともい…

過去から想い起こす

なぜだか、昔書き連ねたノートが今日は気になった。 引っ張り出して過去を眺めた。 今の転換期を形づくった原点、2016年ブラジルから帰国した後の混迷時代のノート。 過去の自分と対面するのは面白い。 そんなに変わってないところもあるが、まだまだ考えが…

言葉は現実をつくる

読書ノート、哲学科教授の納富信留著「対話の技術」より抜粋 言葉とはどういうものか、私たち人間はなぜ言葉を発するのかと言う問題です。 対話と言う問題を哲学から見るとどうなるのでしょうか。 3つのポイントがあります。 言葉は伝達の道具ではなく思考そ…

迷いながらも歩く

いろいろなことを体験し、 自分の頭の中にインスパイアされるものが溜まっていった時、 そうしたときに素敵な文章に出会うと、 その体験が自分にもたらしたものが、体内に染み込んでいく気がする。 若松英輔さんからいただいた、素敵な一節。 歩くように考え…

春待つ息吹

新幹線、敢えてこだま号を選んで、のんびりと戻っています。 陽光きもち良く、もうすぐ富士山が見えるかなぁと心待ちにしながら。 櫻井和寿さんの歌詞が響きます。 「はるまついぶき」より一部を引用 心に佇んでいる寂しさ それすら確かな愛の姿と 自分にそ…

入っていく

真に「生きがい」とは何かを知ろうとするものは、 人々の中へと入って行かなくてはならない。 それを教えてくれる、神谷美恵子著「生きがい」より 生きがいということばは、日本語だけにあるらしい。 こういうことばがあるということは日本人の心の生活のな…

共に生きる

若松英輔さん「魂にふれる」より 生きていると、これからも必ず困難に遭遇する。 そこから逃げることを教える人ではなく、 君にそれを乗り切る力があることを教えてくれる人を、大切にしよう。 君にとって大切な人は、 君の望みをかなえてくれる人であるより…

痛みがあるからこそ

親子が分離されて生まれてくる。 「この世界にあるはずだ」と思っている大切なものが、 期待していた形では「ここには"ない"」というなんらかの欠損の痛みを持っている。 これは由佐美加子さんのメンタルモデル。 自分の心に空洞を感じる"ない"という感覚、…

信じて待つ

いま仲間のひとりと、お互いを理解できない状況にある。 相手の見ている世界の景色、その構造、それを理解できないでいる。 あなたのことを理解したいし、あなたと目指す世界は同じだと思っている。 あなたのことを応援したい。だけど今はわからなくて、苦し…

内にある言葉

読書ノート「生きる哲学」若松英輔より 出会うべき言葉は私たちの内にある。 分かると言う事は変わるということだ。 ある出来事にふれ、真にわかったとき人は、どこかで変貌しているのである。 新しく知るという事は無い、とプラトンはいう。 人間が知らなく…

いのちの場所

読書ノート 内山節「いのちの場所より」、抜粋引用 「いのち」は自然や神仏を含む他者との関係のなかに存在していた。 人間は自分の「いのち」は自分の身体の中にあると感じる。もしも命が機械的な機能に 過ぎないのなら、つまり心臓が動き、血液が流れ、と…

言葉を磨きたい

日々の生活から、意味を見い出し、自分の言葉にしていく営み。 制約も自由も、自分の心の中にある。 言葉を磨いていきたい。 若松英輔さんの詩集「美しいとき」より、 『 言葉の不思議 深く 読むことは 深く 生きるに等しい 深く 生きた分だけ 意味が深まっ…

心の奥の根っ子

月間致知で心臓外科医の高橋幸宏さんと野球の工藤公康さんの対談を読み感じ入った。 「実行こそが道を開く」の名の下での対談。 工藤は言う、「努力と根性は最高の言葉」。 高橋は言う、「価値感と使命感」、「その仕事に価値を強く感じることで使命感も 定…

成功方程式

稲盛和夫さんがお亡くなりになりました。 ご冥福をお祈りします、合掌。 稲盛さんの成功方程式「人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力」 自分にとっての成功方程式は何であろうか。この数年は「考え方」を掘り下げてきた。 そして対人支援業務と言う新しいチャ…

誰でもない光

先週、大学3年生の皆さんへ、「誰でもない光を放つ皆さんへ」と題してお話をさせて もらった。 事後アンケートで、学生さんより感想をもらって嬉しかったのは、僕が話した「就職活動では、自己一致した人が力強いですよ。その人の佇まい言動に、その人らしい…

たましいの世話

詩集 美しいとき 若松英輔より あまりに 明日が 暗いと困ります 心が不安で いっぱいに なりますから 希望が 持てないのも 困るのです 互いに いたわる気持ちが なくなってしまいますから 騒がしい 毎日も 困ります いちばん大切な 魂の世話が できなくなる…

ブログの効能

あなたらしい世界の掴み方、ここにヒントあります 「観察力の鍛え方、佐渡島庸平著」を読んで ブログを毎日書く効能に通ずるなぁと思ったことを抜き出す。 「『半径5メートル以内の出来事を毎日1ページ漫画にする』そんな簡単なお題が日本を代表する作品を生…

無我夢中

「一晩中考えて何のアイディアも浮かばず さぁ消しゴムのカスの掃除をしよう」 ウルフルズの歌が好きだ 力言葉があるから トータス松本の「無我夢中」って曲から 「燃えているか(僕は) 笑っているか(君は) 無我夢中なら かっこいい それでいい」 「悩みなが…

大丈夫

仲間から頂いた言葉を壁に貼ってる。僕の勇気の源。 自分にも人にもかけたい言葉、 それが「大丈夫」。 そんなことを言う自分は、いま不安を持っている。 ゼロから立ち上げる研修企画、 初めてやる自分に、できるのだろうか、 参加してくれる人たちに、ちゃ…