こにたん、組織開発の日々

2022年4月より組織開発を生業に。始める前から天職の確信

トランジション(転機)

彫刻家 平櫛田中 98歳の時の書

40代の友が呼びかけた「愚痴を聴く会」を仲間で囲んだ。
終わった後に友が「自分自身を生きる」と言ってくれたことが嬉しかった。

 

僕も組織開発の道に進むまで、さんざん悩んで迷走してきた。
仲間が言った「苦しみは唯一自分に気づく道」、

本当の自分に至る苦しい道を彼はいま歩んでいる、

トランジションの中にあると思った。

 

「俺はこの俺のままでいい」
そう思えるのに長く時間がかかった。
だめな自分、卑屈な自分、できない自分
それら一切合切を、自分で受け止めることができたから変われた。

 

自分のままで良い、そう思えたら、足の裏がしっかり

大地を踏みしめていると感じられるようになった。
自分を受け容れたら、光や風を多く感じられるようになった。

五感が豊かになると他者を見る眼差しが柔らかくなった。

 

組織と向き合うにはままならないことも多い。
苦しさに身を置くからこそ逆に「本当の自分」が

望むものが見えてくるのではないだろうか。


さあ、頑張ろう