40代の友が呼びかけた「愚痴を聴く会」を仲間で囲んだ。
終わった後に友が「自分自身を生きる」と言ってくれたことが嬉しかった。
僕も組織開発の道に進むまで、さんざん悩んで迷走してきた。
仲間が言った「苦しみは唯一自分に気づく道」、
本当の自分に至る苦しい道を彼はいま歩んでいる、
トランジションの中にあると思った。
「俺はこの俺のままでいい」
そう思えるのに長く時間がかかった。
だめな自分、卑屈な自分、できない自分
それら一切合切を、自分で受け止めることができたから変われた。
自分のままで良い、そう思えたら、足の裏がしっかり
大地を踏みしめていると感じられるようになった。
自分を受け容れたら、光や風を多く感じられるようになった。
五感が豊かになると他者を見る眼差しが柔らかくなった。
組織と向き合うにはままならないことも多い。
苦しさに身を置くからこそ逆に「本当の自分」が
望むものが見えてくるのではないだろうか。
さあ、頑張ろう