こにたん、組織開発の日々

2022年4月より組織開発を生業に。始める前から天職の確信

橋をかける

昨日は宇田川元一さんの「他者と働く」を読んでいた。

 

受け取ったキーメッセージは、『他者との間にある溝に橋をかける。相手の物語を理解するために対話する。自分の考えかそれとも相手の考えかといった対立関係ではなく、自分も他者も両方が生きられる関係を構築する」。

 

組織の中での生きづらさ、自分が尊重されない抑圧関係、

まずはそういったものを取り除きたいのが僕の仕事。

その上で、お互いにとって組織の中で出会えてよかったね、創造的な未来を創る愉しさ、

そういうものを組織の中に生み出したいのが、仕事の動機だ。

 

素敵だなと感じた宇田川さんの言葉、

「人が育つと言うのは、その人が携わる仕事において主人公になることだ」。

 

そう思える組織を作りたい。

一人ひとりが、人生の主人公、自分自身を生きている感覚を持てれば、人は力強い。

その人自身を認めない人間関係が組織にあることに、僕は憤りを感じる。

 

僕もあなたも、それぞれが人生の物語を持っている。

お互いが大切にしているものは違う。

 

お互いのわかりあえなさを前提にしつつも、

今この出会った関係性の中で手を携えて、お互いに喜び合えるものを目指して行く。

例えその人が好きで無くても、共に目指して生きられる関係性を紡げないものか。

 

橋をかけるための現場支援、今週もチャレンジを続けよう。