自分より一回り歳下の後輩、
若い彼はリスペクトすることが多く、また腹割って話せる奴だ。
そんな彼がうちの会社を離れることを決断して、昨夜飲んだ。
彼は中途入社で入ってきて、最初の出会いは日伯離れたところからだった。
僕はブラジル駐在、企業買収の提案を日本にして、キャッチャーとしてしっかり
受け止めてくれたのが彼だった。役員への報告、投融資委員会への提案。
ひとりで確り背負い、獅子奮迅で働いてくれた。
そして買収が成立してから彼もブラジルに駐在となり、一緒に働いた。
そんな彼のことを思い感じるのは、「戦友、同志」の言葉だ。
そのように思える会社の仲間って多くは無い。
そんな仲間が会社を離れて遠くなるのを、寂しく感じる。
振り返ればその時々で、死に物狂いで立ち向かったり、さまざまな喜怒哀楽があったが、
いつも同志に囲まれていた訳ではない。数は少なくてもそんな思いを抱ける人間関係を
作れたこと、それはとても喜ばしいことだ。
一期一会の積み重ね、自分の胸を開いて付き合える仲間、そんな職場の時間を少しでも
多く持ちたいし、そんな環境が会社で広がることを、僕ら組織開発の部隊は応援する。
彼とブラジル料理屋で痛飲した。
また同志と、一杯やれる機会を愉しみにしてる。
少し離れる彼に再び会う時には、こちらも頑張って生きてる姿を見せなきゃ、
そう思う。