こにたん、組織開発の日々

2022年4月より組織開発を生業に。始める前から天職の確信

同志

 

自分より一回り歳下の後輩、

若い彼はリスペクトすることが多く、また腹割って話せる奴だ。

そんな彼がうちの会社を離れることを決断して、昨夜飲んだ。

 

彼は中途入社で入ってきて、最初の出会いは日伯離れたところからだった。

僕はブラジル駐在、企業買収の提案を日本にして、キャッチャーとしてしっかり

受け止めてくれたのが彼だった。役員への報告、投融資委員会への提案。

ひとりで確り背負い、獅子奮迅で働いてくれた。

 

そして買収が成立してから彼もブラジルに駐在となり、一緒に働いた。

そんな彼のことを思い感じるのは、「戦友、同志」の言葉だ。

そのように思える会社の仲間って多くは無い。

 

そんな仲間が会社を離れて遠くなるのを、寂しく感じる。

振り返ればその時々で、死に物狂いで立ち向かったり、さまざまな喜怒哀楽があったが、

いつも同志に囲まれていた訳ではない。数は少なくてもそんな思いを抱ける人間関係を

作れたこと、それはとても喜ばしいことだ。

 

一期一会の積み重ね、自分の胸を開いて付き合える仲間、そんな職場の時間を少しでも

多く持ちたいし、そんな環境が会社で広がることを、僕ら組織開発の部隊は応援する。

 

彼とブラジル料理屋で痛飲した。

また同志と、一杯やれる機会を愉しみにしてる。

 

少し離れる彼に再び会う時には、こちらも頑張って生きてる姿を見せなきゃ、

そう思う。