月間致知で心臓外科医の高橋幸宏さんと野球の工藤公康さんの対談を読み感じ入った。
「実行こそが道を開く」の名の下での対談。
工藤は言う、「努力と根性は最高の言葉」。
高橋は言う、「価値感と使命感」、「その仕事に価値を強く感じることで使命感も
定まり、向き合う姿勢も違ってくる。」
心の奥にそういう根っ子があるとブレない。
そういう根っ子をつくるのは、愚直に実行してきた積み重ねだ。
工藤のエピソードにしびれた。ホークスからジャイアンツへ移籍する時に、残留を希望
するファンから17万以上の署名が集まった。そのファンへ7年かけて感謝の手紙を送った
と言う。凄すぎる。そんな責務は無いのに、そこまでやり遂げる人だからこそ、選手と
しても監督としても一流の実績を残せたんだ。
工藤の言う一流二流三流。
「一流の人は、物の見方や考え方、実行の仕方が柔軟かつ強靭で、それに加えて謙虚さも
持ち合わせている。
二流の人は、ひとつの見方や考え方、実行の仕方しかできず、思いが弱くてすぐ他人に
頼ろうとする。
三流の人は、見ない、考えない、実行しない。何事も他人のせいにし慢心しがちで
他人の言うことを聞かない。」
今日も喝を入れられた。