うとうとと意識と無意識のはざまの朝方に、ぼんやりとイメージが湧き上がってきた。
あの人この人の顔が浮かび並んで、大きなおおきな器になっている姿を。
最近ワクワクするのは、いろんな人と機会があり、話をして創造的なアイディアが湧いて
くること。自分になかったものが引き出され、1 +1が3になる考えに紡ぎ出されること。
なんとなく心に仕舞われているのだけど、その人と話すからこそ引き出される物がある。
そして自分の引き出され方は、接する相手によって変わってくる。
多面的な存在である人間、接する相手によって光の当てられ方が変わり、いろんな自分が
出てくる。多くの人を受け容れられる自分であれると、自分の内にある多面体が
さまざまな色に輝く。受容は、こころの宝箱を開ける鍵なのだ。
最近嬉しいことだが、器が大きいと褒められることがある。
湧きあがった朝方のイメージからわかったことがある。
器が大きいとは、自分ひとりの器が大きくなることではない。一人ひとりが自分の器を
持っていて、それをつなげて大きな器を作ること。これが器が大きいということなのだ。
自分だけでない、わたくしたちの器をつくれること。
それを人に感じたときに器が大きいと思うのだろう。
受容する、つなげて大きな器をつくる。
みんなが含まれていてわちゃわちゃと楽しく、ときにはいがみあうけど、
みんながすっぽりと包まれる大きな器、それを組織開発のアプローチから創っていく。