師走、こじんまりとだが忘年会を仲間といくつか。
この4月に新たな職場へ移り、久しぶりに疾走感のある仕事をさせてもらえた。
新しい仲間との出会い、そして仕事を通じて自分を知ってもらい、相手を理解し、人間
関係を育んできた。この短い期間の中でも出会いと別れもあった。
僕はこれまで同じ会社で働き続けているのだけど、会社の吸収合併もあり、別れの方が
多かった。別れて残る側は寂しく思う。特に会社の経営が傾いてドロ舟化していき残さ
れる側であった時は、将来の不安があった。今はそういった不安がないことだけでも幸せ
に感じる。
雇用、生きていくことの不安、そのベースが守られているときに、仲間との協力関係の
心が育まれる。仲間となるには時間がかかる。仲間になるにはお互いの間に仕事や共通
関心があり、それを通じて関係性が紡がれる。
互いを知り人間理解を進めていく中で、相手を素敵だなと思えたときに仲間となれる。
私はわたし、貴方はあなた、みんなちがってそれでいい。そういった仲間を育んできた
今年。仲間になるには時間がかかり、こういった仲間といつまでも続けたいと願うが
出逢いは一期一会。また離れるときもあるかもしれないが、今この仲間でできること、
創造性を目一杯つくっていく。