こにたん、組織開発の日々

2022年4月より組織開発を生業に。始める前から天職の確信

分けると分かち合う

 

仲間との振り返りを終えて想う「分けること」。

 

ぼくの根っこにあるのは「どちらでもいいじゃん」という、皆んな違ってそれでいい、

僕はぼくで生きたい、というある意味、自分だけの領域路線。

ただ同時に、他者と重なる領域も求めている。

 

お互いが交わる分かち合いがあると、人は幸せを感じられる。

人は他者と同じ想い・同感を抱けると、幸せを感じると思う。

究極的には自分が思い描いていることをそのままのイメージで、他者にも理解されたいと

いう願いがあるだろうが、そのような同感は無理なことだ。

 

ぼくの中には、自分の生きる領域をキープしたい想いと、他者とも分かち合う重なる領域

の、どちらも求める気持ちが内在する。分かち合うためには、自分と他者のどこが共鳴し

共感するか、その境界線を感じられることだろう。分かち合うためには、その共鳴ゾーン

を確かめるために「分ける」ということも伴ってくる。

 

ぼくは、分けることに対する恐れがあるのかもしれない。

分けることには痛みを伴うからだ。分けてしまうと、私とあなたは共鳴しないことが

ハッキリするかもしれない。そしてあなたと、分かち合うことができないからかも

しれない。それを知りたくないから曖昧なグレーゾーンのままでいたいのかも知れない。

 

でもときには、前に進むためには分けていく、境界線を知る、そしてお互いが交わるもの

をはっきりさせて前進する勇気も、必要なのかもしれない。