「帝京大学ラグビー部V 10への軌跡、ラグビー部前監督 岩出雅之氏のお話し」
帝京大学ラグビー部は大学選手権2連覇を遂げた。憎たらしいぐらい強いチームだった。
9連覇を成し遂げた後は一時陥落したが4年ぶりの優勝、そしてことしは連覇。
どこにV字回復の秘訣があるのか、帝京ラグビー前監督の記事にうなった。
名将だがそんな人でも、「何より指導者自身が「無知の知」に徹し常に変化・成長する
努力と学習を怒らないことが大切だ。」という。謙虚だ。
これだけの指導者が無知の知に徹すると言えるのだ。
そしてまた感嘆したのは、探求し変化し続ける姿勢。脱・体育会系を掲げトップダウン型
組織を変えたのは、上から指示されてばかりで主体性が育たない部員を見て、勝ち続ける
集団になるために方針を変更した。そしてGoogleの研究でも有名になった心理的安全性を
チーム作りに取り入れる考えも柔軟だ。
また、Z世代の変化をしっかりつかみ世代にフィットした人や組織の仕組みに変える努力を
している。謙虚であり世の中の変化を貪欲に学び、部員をしっかりと見つめ続けている
からこそ、変革が必要だとわかるのだろう。
最後にまたしびれた、「運鈍根という言葉があるが指導者が鈍である自分を恥じず、根気
を持ってメンバーひとり1人やチームに向き合い続けることが大切」。
僕も格好悪い恥ずかしいなんて言ってられない、愚直に向き合い、前へ進み続ければ
いいだけだと、勇気をいただいた。