こにたん、組織開発の日々

2022年4月より組織開発を生業に。始める前から天職の確信

何とかしない

 

週末は勉強会の企画設計でうんうん唸り続けていた。

まだ終わっていなくて苦しみの道中だけど。

 

先週、仲間との対話で浮かんだキーワードは「何とかしない」。

いま苦しんでいる企画設計では「なんとかしよう」と生みの苦しみにもがいている。

自分の責任範囲として任された仕事を完遂すべく、何とかしようともがいている。

 

ギリギリとやっていると目の前のことに視野が狭くなり、ミクロ視点に陥ってしまう感じ

がする。自分のやっていること、追い込まれている心境、そんな自分を俯瞰して客観的に

見るメタ認知。追い込まれている時こそ、そんな余裕を意識的につくることが大切だ。

そこで思うのが、「何とかしない」の意識だ。

相反するのだが、できるところまでは自分で何とかする、ただね、自分ひとりでなんとか

しない。いざとなれば信頼できる仲間へ頼れば良いのだ。

 

自分ひとりで考えるとろくな事は無い。

複眼の多角的な視点で企画を叩いたほうが、より良いものになる。

だから仲間へ、耳の痛いアドバイスも求めていけば良いのだ。

 

また「何とかしない」は他者に矢印を向けないことでもある。

その人の持つ力を信じる、自分が影響力を及ぼしてその人を変えるのではない。

その人自らの力が湧き出るように時を待ち、信じながら関わり続ける。

 

信じながら待つ、それは自分に対しても思いたい。

なんとかしようと自ら努力しながらも、最後には執着から放たれて「何とかしない」

その心構えで今を乗り切っていこう。