僕のたずさわる組織開発が大切にする考えのひとつに「自己革新力」がある。
人は自らをより良くする力を生来備えている。
人が持っているその力を、最大限発揮できるような環境デザインの支援が組織開発だ。
ぼくは組織開発を通じて何を生み出したいのか、
「自らの力で未来を拓く組織のエネルギー」を生みたい。
そのために個人の才能と情熱を解き放ちたい。
そのように、理想を掲げながらも、自分のことチームメイトとの関係性の、目先のこと
で、ままならない思いを抱くこともある。自分の言葉が届いていない感覚、相手の人が
動いてくれないじれったさ。でも、そこに思いを馳せ、自分に矢印を向けて考えると、
相手が動けない理由があるかもしれない。
先が見えず、どこから一歩を踏み出して良いのか、同じ思いを同じ景色を見れていない
不安が、両者にありそうだ。「不安は創造のエネルギー源」そう思ってはいても、いざ
目の前にままならなさが来ると焦ってしまう。
そういった時こそ顔を上げて先に目を向けよう。自分だけの範疇に留めない。
私たちの3ヶ月後半年後1年後、私たちの未来をどうデザインするのか。
自らの力で未来を拓く、そのデザインを可視化して、仲間と対話して行こう。