こにたん、組織開発の日々

2022年4月より組織開発を生業に。始める前から天職の確信

深まる秋

 

これは、私が小さいときに、村の茂平というおじいさんからきいたお話です。

むかしは、私たちの村のちかくの、中山というところに小さなお城があって、

中山さまというおとのさまが、おられたそうです。

その中山から、少しはなれた山の中に、「ごん狐」という狐がいました。

ごんは、ひとりぼっちの小狐で、しだの一ぱいしげった森の中に穴をほって住んで

いました。そして、夜でも昼でも、あたりの村へ出てきて、いたずらばかりしました。

 

 

新美南吉の「ごん狐」の冒頭です。

こんな情景がある里山だったのかな、そんな山間の温泉宿にきています。

街にいたら移ろいに疎いけど、秋はずいぶん深まっています。

今日も素敵な一日を