信じて待つ
月刊致知10月号 読書感想文
世界の頂点を如何に掴んだか
栗山さんの「選手を信じて待つ」、「監督は、決める係と人が一番やりたがらない嫌なことを率先してやる」。心に響いた言葉です。
僕は今、強い組織づくりに向けて情熱を注いでいる。
現場の顧客へ組織開発の支援を提供するために、僕ら内部のチーム自身が成長することがとっても大切だと思っている。
僕ら自身が強くなければ、顧客へ価値を提供することはできない。僕ら自身の器を大きくしない限り、人の力にはなれない。
チームの力が強くなるには、自分のために動いているだけでは無理だ。
目の前のお客さんの為、この仲間の為、そして新しくチャレンジをして価値をつくろうと、自分以外のもののために働いていくことで、チームが強くなると思う。
ときには、仲間の言動に失望したり、仲間を疑ったりしたりもする。
その心には、結局、自分が相手を信じ切れない弱さがあるのだ。そしてまたエゴ、自分が得をしたい、自分だけ成長したいという損得勘定も潜んでいるだろう。
人を信じて待つ、自分が1番嫌なことを率先してやる、どうしたらそんな生き方ができるのだろうか。横田さん曰く「私は伸びていくか否かの差は「何を願うか」だと思います」。
ぼくは何を望んで、強い組織づくりの仕事に情熱を燃やしているのだろうか。
自分を含めた私たちの世界をより良くしたい。仲間の中に自分を含んで、生きがい、
働きがいのある世界をつくりたい。独りでたどり着けなかった世界へ仲間となら行ける。
自分独りじゃ見れない景色を、仲間と見たいんだな。