こにたん、組織開発の日々

2022年4月より組織開発を生業に。始める前から天職の確信

目に見えないもの

 

組織開発の仕事を通じて、改めて自分は何を得たいのだろうか。

それは目に見えないものとのつながりだと感じる。

 

私たちの世界には、目に見えないものの方が大きくある。

表に見えている出来事や言動、僕らはそれを現実として認識するがそれが全てではない。

言葉にならない想いがあり、その一部だけが言動となって表に現れる。

それに立脚してわれわれは合意形成をして、前へ進んでいるのだ。

 

そこで立ち止まって考えたい。私たちが見えていると思うものは全てなのだろうか。

目には見えていないが存在する現実が、それぞれの心の中にある。

 

まず、本人の意識に上がってきている感情や感覚。

次いで、心の奥底にある言葉にもなっていない直感的な感覚、潜在意識がある、

この中には価値観や暗黙知、文化風土から影響を受けているものが潜んでいる。

 

組織開発を通じて、僕らは目に見えないものにアクセスしていく。

そして、その人の心の底にある願いや想いや希望、それを表に出して仲間と合わせていく

ことをトライする。

 

純粋意欲、それは心の源にあり人を突き動かす原動力。

それが願いや想いや希望なのだ。自分自身の源とつながる、そして他者の源も感じる、

そして純粋意欲の重なりで未来を語れる場を創っていく。

そんな見えないものを見たくて、重ね合わせたくて、日々追い求め続けている。