組織開発
企業内不正が相変わらず続く社会。人事に身を置くものとして考える。 問題が起きると風土改革が叫ばれる。 風土改革の難しさは、「だれの仕事かはっきりしていない仕事」だろう。 問題が起こったときには注目されるけど、普段は風土改革を専門にやる人はいな…
組織開発に携わり2年目、今期力を入れているプログラムが本格的に回り始めた。 「強い組織づくりの実践道場」と銘打ったプログラム。 組織は自分たちで変えられるという手応えを、参加者につかんでもらいたい。 また自分自身の源とつながって一歩踏み出して…
昨日は泣かされちゃったなぁ、仲間の言葉に感激した。 彼女は「覚悟」と言ってくれた。 組織開発の仕事に想いを持ってくれている。過去、会社でこの仕事を立ち上げた経験も あり、その時に葛藤に傷ついた経験もある。だからこそ、人一倍思い入れがあるし、 …
見えない未来を前にして不安に思うか、それを期待へ変えられるか。 1人で不安を期待に変えられる力があればいいが、人はときにはそんなに強くない。 だけど仲間がいれば、見えない将来への不安をゼロにすることはできないけど、一歩前に 踏み出そうと思える…
昨日は職場で新しい試みをした。 僕ともう1人が個人的な振り返りを公開でして、聴いていたみんなからフィードバックを もらう振り返り会だ。ふだん僕はプライベートで振り返りをしているが、今の職場でする のは初めてだ。 職場で自分のパーソナルな内側をさ…
今週は、チームの歯車が動き出した。 新しい命が生まれるような胎動を感じて、めちゃくちゃ嬉しかった。 新しい職場に来て1年間、自分なりに狼煙を上げて新しい動きを始め、 仲間との関係性を紡いできた。そして、さらにもう一歩みんなで踏み出そうよと ある…
昨日は会社の仲間と、対話と創造が生まれた場を持てた。 今朝も改めて反芻して幸せな時間だったなぁと思う。 一人ひとりの想いが表出され、得意技をお互いが出し合う時に、自律自転は促進される。 予定調和では無い、誰か特定の人が誘導したり引っ張り上げる…
松原泰道さんの本の一節に、 「人間として、自分はどうあるべきか、また逆にどうあってはならないかを、自分自身が 苦しみの中から見つけ出す。そのことを教えてくれるのか、仏教です。 その意味で、仏教は、「人間性を開発する宗教」ということもできるでし…
人の成長を邪魔する組織の4原則というものがある。 ①仕事の専門化 :個人の能力が部分的にしか用いられない ②命令の系統 :下位のものは従属的受動的にならざるを得ない ③指揮の統一 :個人が自発的に目標設定することにはならない。 ④管理の範囲 :末端の個人に…
昨日、仲間から面白い話を聞かせてもらった。 いまの世の中の忙しすぎる生きづらい社会、それを疲労社会と表現している。 その根っこはどこにあるのだろうか。 昔は規律社会だった、「〇〇してはならないという禁止や、〇〇すべきという強制」の 否定性で成…
組織開発の仕事を通じて、改めて自分は何を得たいのだろうか。 それは目に見えないものとのつながりだと感じる。 私たちの世界には、目に見えないものの方が大きくある。 表に見えている出来事や言動、僕らはそれを現実として認識するがそれが全てではない。…
きのうは相棒のうさぎの言葉に、感激して泣いてしまった。 その前日、新しい試みとして「強い組織づくりの実践道場」というチャレンジに 踏みだした。その体験版を開催したのだが、その中に厳しいフィードバックがあった。 従来とはちがう種類の機会提供に対…
学んでいる成人発達理論からのシェア。 共感する力にも段階の差異があるという。 はじめは自分起点で感じる共感、次いで相手の立場に自分を重ねる共感、 3つめは相手の立場から物事を見る視点での共感。 人は現実を認識するメガネを持っていて、その認識の枠…
未来をつくるのは「言葉」。 言葉を用いて、姿かたちの現れていない未来を、対話で現実のものにする。 言葉の先にお互いが見えている世界は重なっているか、これは等しくは重なっていない。 必ず違うと言っていいほどだ。 ただ人は、お互いに分かりあってい…
仲間との振り返りで教えてもらった言葉。 ピータードラッカーの「私的な強みは公益となる」。 その人オリジナルの強みが全体の為にもなるということ。 学んでいる成人発達理論で気づかされたことがあった。 「Biosocial Bans-われわれは、社会に適応しようと…
昨日、仲間と将来構想を話し合った。 3ヶ月後、1年後の「こうなったらいいな未来」と「こうなったら嫌だな未来」。 それぞれの想い、大切にしたいもの、それをみんなが言葉にして付箋で張りだしていく。 みんなの声が、先を見通す全体の地図になって貼り出さ…
成人発達理論からの学びのシェア。 米国デューク大学のマイケルチャベス教授の言葉、「リーダーの責任とは、部下が受け いれることができるペースで部下を裏切り続けることである」。 この言葉の意味は、リーダーが全てのことをできるのではなく、自分にはで…
成人発達理論からの学びのシェア。 これまでの時代、自分自身の頭で考えられる個の確立、アイデンティティが確立し批判的 に物事を考えられる段階、これが人格的に成長したゴールとされてきた。 しかしながら、この先にも人の発達段階があるという。 その段…
来期4月からの新チームの顔合わせキックオフ会議を開いた。 未来への扉。 これからこの仲間とどんな道が拓けるのだろうか、新たなステージに入るのは、 いつも期待と不安でドキドキだ。 とっても良いなと思ったのが、今と未来に関する不安を仲間が口に出せた…
成人発達理論の学びからのシェア。 人の成長には、心の声を確立することが大切。 コミュニティーには、同調圧力が必ずあり、それに対して生まれてくる感覚や感情、 これを受け止めて内省し、意識的に判断・行動することができて、人は発達していく。 周囲か…
成人発達理論を仲間と学んでいる。学びから自分が感じたことを記す。 「能力を開発するには、ゆっくりと自分なりに。 謙虚に他者から学び、継続的実践から学びを統合する。そして持論を地肉化すること」 成長していく3つのステップがある。 ①適切な認知構造…
未来へ、新しい景色、新しいステージへ向かうために橋を架ける。 橋をかけようとする前に、自分と他者との間にある溝に気づことから始める。 溝はお互いが見えていない世界だ。相手が何を大切にしているのか、相手の置かれた状況 から周囲がどう見えているの…
仲間に教えてもらった天外伺朗さんの言葉、 「「変容したい」という気持ちが変容の邪魔になるからだ。おそらく「変容したい」と いう気持ちの裏側に、「今の自分ではいけない」という強烈な自己否定があり、それが 変容の邪魔をするんだろう。」に気付かされ…
最近、営業の人たちとの飲み会に行くと、ざわつく心を感じる。 去年の4月に人事に来てすっかり人事マインドになってきた僕。 こちらの側にいると心地良いのは、人が人として扱われる気持ちの良い関係性が職場に あるからだ。もちろん評価判断と言う視点から…
3週間にわたる格闘があらかた終わった。 勉強会の企画、題して「未来を生み出す対話」が9合目まで終わった。 思いもよらなかったが、この仕事がこのタイミングで自分のところに来て、ぼくの人生の 目的を改めて意味付けしてくれたことに気づけて、なんだか心…
リフレクション(内省)と対話をテーマに話をすることになっている。 なぜ内省と対話がセットで必要になってくるのか、その考えを深める。 内省とは、自分の内面を客観的、批判的に振り返る行為。なぜビジネス文脈でも内省が 必要な時代なのか。それは、先行事…
昨日はさいきん最大のヒットになったかもしれない。 まぁ職場の小さな世界での話なのだが。 組織の中でのあるある問題として、組織課題を表す例えとして妖怪を使ったら良いのでは と提案して、盛りあがった。代表的なのが、妖怪ソンタック「上司の期待に合わ…
昨日は、できない自分や昔の仲間と会ったら比較したりと、気分も落ちた。 そんな自分を外側から眺めて「歳をとっても相変わらずしょうがねぇ奴だな」と 自分で自分を笑い飛ばせると、ちょっと気が楽になる。 べてるの家の当事者研究の理念集を読んでいたら、…
専門家としてより良い組織づくりを行うためにまず始めるのが、組織の現状を見立てる ための情報収集。そこから組織の課題を見出そうとする。手法としては組織サーベイや 当事者へインタビューを行う。様々な角度から現場の声を表に出していくことが、組織の …
昨日は仲間の頑張りに改めて勇気をもらった。 彼女の活動を仲間内に知ってもらい、その頑張っている姿をみんなが受け止めてくれた ことが嬉しかった。 当事者研究と題して、仲間がそれぞれの現場で活動している内容を知り、その人らしい 支援者としてのあり…