あちらこちらから
昨日は職場で新しい試みをした。
僕ともう1人が個人的な振り返りを公開でして、聴いていたみんなからフィードバックを
もらう振り返り会だ。ふだん僕はプライベートで振り返りをしているが、今の職場でする
のは初めてだ。
職場で自分のパーソナルな内側をさらけ出すのは勇気がいったりする。
昔の僕は、会社で素を出すのに怖さや不安があったので、公開振り返りにためらう人の
気持ちはわかる。職場でやる際にルールとして伝えたのは1つだけ、「話を聴いた後に
返してくれるコメントは評価判断分析ではなく「感じた事」を伝える」。
感じることってとっても大切。人が感じる事は千差万別で違った感じ方に意味がある。
話者としてはその感じ方をフィードバックされることで、新たに自分に気づくきっかけと
なる。
一方、評価判断分析の下では、上下や優劣関係が生まれてしまう。
それでは素直に相手の言葉を受け止められない場合もある。
マウントされる言葉を誰もが心地よく感じないように。
他者の言葉が光のシャワーのように感じられるには、感じた言葉が必要なのだ。
他者からいただく言葉が受け取った人のエネルギー源になるには、その人の魅力や可能性
に光を当てるような言葉。言葉は光のシャワーになり、その人の多面的な魅力を照らす。
あちらこちらからその人に光を当てる、発する言葉がその人の力になる様に。
参加してくれた仲間が言ってくれた「社内でやる場合、評価を超えてお互いの成長を本気
で願っているとできるのかなって思いました」。
そんな応援し合う関係性を、職場でも増やしていきたい。