こにたん、組織開発の日々

2022年4月より組織開発を生業に。始める前から天職の確信

穴ぼこの埋め方

 

仲間との振り返りを終えて想う。

 

人は生まれもって心の中に穴ぼこを持っている。

穴ぼこの存在自体に気づいていなかったりする。

そして人生経験を経て、その穴ぼこが大きく広がったり、また一時的に塞がったり。

穴は死ぬまで消えなくてあり続けるのではないか、そしてそれをどう埋めようかと、

もがくことが生きてることなのではと感じる。

いや、希望としては死ぬ間際には、穴が塞がったと満足して逝きたいと願う。

 

穴が空いていることで無力感や虚無感を感じるかもしれない。

でもそれを埋めようと必死に生きることが、原動力にもつながる。

 

生きてきて自分の外側に鎧が着膨れして、穴の存在を感知できない自分に、なってるかも

しれない。そのまま生きてても良いんだけど、自分らしく生きられなくて、

そのうち破裂してしまったのが、過去のぼくだ。

 

自分の中に、見ようとして来なかった穴ぼこがあること、これに気付けて一歩、

自分が前に進んだような気がしてる。

 

僕の場合の穴の埋め方は他者とつながることだ。

独りで穴は埋められない、他者が必要だ。

だけど、他者に埋めてもらうのではなくて、自分で穴を埋めるしかない。

 

自力でシャベルを持って穴を埋めるんだ。

だけどそこには、一緒にいてくれる他者がいる、そんな光景を想う。