人間探求
仲間とのイベント、湯まつり物語が終わった。
オンライン上で複数人が、毎週振り返りをするクラスがあるのだが、それぞれのクラスの
温泉の湯加減、効能はどうですか?って話し合ってた。
僕らのこの場所は、自分が自分でいられることを受け容れてくれる居場所。
ときには、自分の内側の黒いパーソナルな部分も吐き出させてくれる場。
思い切って自己開示をして、自分を知る旅を深める先達もいるし、そこまで行けてないん
だけど、ソロリソロリと自分なりのペースで深めていく人もいる。
先達がいると、自分も!って勇気をもらえる。
ふと足元を見ると、僕らの足はぬかるんだ田んぼの中に浸かっている。
泥まみれの足を、一歩一歩抜き出しながら、苗を植えて前へ進んでいく。
時にはぬかるんだ泥から足が引き抜けない。
1人ではどうにも足が抜けないんだ。
でもね、前後には並んで田植えをしている仲間がいる
ぬかるみに足を取られたときにはその仲間が寄ってきて、肩を差し出してくれる。
そして自分の足を引っこ抜いて、また前へ進める。
僕らは世界で傷ついて心を閉ざしたりして、身を守るために鎧を着て分厚くなったりして
いる。そして、知らずしらずに、田んぼの泥から足が抜けなくなっている。
着膨れした体が重くなってるからだ。
そんなときには仲間の手を借りよう。ぬかるみから抜け出せる。
そして週一回は仲間と一緒に温泉に入ろう。想いを吐露しあいながら、自分を知る旅を
続けよう。そしたら、おのずから内面から力が湧いてくるんだ。
大丈夫、自分の力を信じて。