うけたもう
山形出羽三山の羽黒修験の言葉、「うけたもう」、すべてを受け入れるの意味だ。
憧れているがまだ行ったことない山伏の修行、修行中は一切しゃべることができず、
先達から何を言われても口に出せる言葉は、この「うけたもう」だけだと言う。
この言葉だけで人が辛い修行を乗り越えられるのは、そこには信頼があるのだと。
ここ最近ずっと考え込んでいたり、刺激をもらう人との出会いもあり、ずっと頭が活性化
して頭の中の思考が収まらない感じだ。興奮状態が表に出てしまっていることを、昨日は
反省。違う形で出したい、静かなる情熱を燃やす形にしたいなぁと。
今朝は瞑想し、そして羽黒山伏の星野さんの本を手に取った。
そして入ってきたのが、うけたもう。
この言葉を発し、自然の中に身をおくと気づきが違うと言う。
頭で、言葉から考えるのではなく自然から感じることが、このうけたもうに繋がる。
今は思考優位になっているが、静かに感じる、耳を澄ます、
そんな時間を週末につくろう。