未来差分
今週の仲間との振り返り、みんなの話を通じて湧きあがった言葉が未来差分。
現在と未来。行動しなかった先の未来、行動した後の未来。
その差分を未来差分と言う。
行動を起こすには想いが必要、その想いの分だけ行動に移すスピードが異なる。
起業家タイプの人は、未来のありたい姿を描き、そこに向かい逆算思考で行動していける
人もいる。はっきりとしたビジョンを持った人であれば、この未来差分を意識して情熱を
掻き立てるのだろう。こういったタイプの人は多くない。
僕の場合は、明確なビジョンがあるわけではない。だけど、大切にしたい価値観、
囲まれたい人、過ごし方、「自分らしい生き方」の解像度を上げることを、仲間との
振り返りで磨いてきた。
振り返りが毎回素敵なのは、対話で改めて自分の想いに気づくところだ。
他者の話の中に自分を投影する。自分の話を聴いて人からいただく言葉に、
改めて自分を知ることになる。自分を理解するには他者の存在が必要なのだと思う。
未来差分。
そんなに将来のことを思い描けなくても、今日の終わり、今週末でも、
ちょっと先の自分がどうありたいか、それに向かって小さな1歩をどう踏んで行こうか。
それを思って自分で自分の背中を押したい。
自分の背中を押すのに人からの言葉はエールとなる。
人にエールを送れる、そんな人間になろう。