大切な人を知ってもらいたい
坂本光司さんの「日本でいちばん大切にしたい会社」
その本に掲載されている様な、とっても素敵な話をお友達から聴いた。
会社で自分の存在意義を感じられず苦しんでいた時に、図書館でこの本を手に取った。
「人が、社員が大切にされる会社」がたくさん取り上げられている。
こんな、人を大切にする企業で働きたい、心が涙で震えた。
そこで奮闘しているお友達の話は、まさに本を読み感激した世界が広がっていた。
「葉野花実」ブランドの「のし袋」は
使わなくなったノートの紙を細かくちぎって、手漉きの紙に仕立てて、
葉っぱや野菜や花や実を、紙の繊維に丁寧に織り込んで作られる。
社会福祉法人の商品だからといって手抜きは無い。
クオリティーの高い商品づくりに拘っているところに益々好感を持つ。
「紙をビリビリ破るのが好きな人がいてね」、お友達は言う。
その彼がずっとできることを考えて、ノートを破ることを考えたの。
「ボタンを押すのが好きな人がいてね」、お友達は言う。
そんな彼がずっとできる事を考えて、ミキサーを思いついて、
そして手漉き紙の工程につかう事にしたの。
仕事に人を合わせるので無く、その人を大切にして仕事を考える。
それぞれが大好きな仕事がつながって「のし袋」の商品ができているのです。
人間尊重の極みです。
1人を大切にしながら大勢の人と織りなすハーモニーに仕上げている。
こんなことをできてしまう人ってなかなかいません。
そんな彼女は、笑顔がとっても素敵な人です。
「大切な人を知ってもらいたい」
そんな想いでつくられるこの商品は、誰かを想う気持ちがいっぱい詰まっています。
皆んなに手に取ってもらいたいです。