守破離
今日頭に浮かんでいるキーワードは守破離。
仕事の事でも人生の事でもこのサイクルをぐるぐる回して、螺旋状に人生の階段を
上っている気がする。
守:教えに従い修練を積み型を身に付ける
破:自分に合った良い型を取り入れて既存の型を破る
離:自分と技について理解しており型から離れて自在となる
4月から新しく組織開発の仕事を始めて、これまでの歴史を踏まえて"守"の段階で型を
身に付けているところ。だけど同時進行で、社内外から良い型を取り入れる"破"も
模索しながら、うちらしい型の創造にチャレンジしている。
伝統武芸と違ってかっちりした本流の型が定まっているわけではなく、いろんな流派が
入り乱れている。その中でうちらしい型を作り上げる為に、腰を据えて考えていかないと
いけない。
どっしりと腰を構えて、中長期の展望で取り組んでいくのは正直苦手だ。
日々慌ただしく目の前を乗り切る形で、人生を積み上げてきた感じもする。
ただ、自分の大切にしたい価値観や、こんな人と生きていきたいと言う、自分なりの
型は定まってきた。自分が包まれたい世界を体現するために、ここは組織開発でも、
腰を落ち着けて考える時だ。
型の創造を仲間と共に考えることが、エネルギーの連鎖を引き起こす起点となるだろう。
未来の地図作りに取り掛かろう。