温もりが人を変える
昨日は中学時代の同級生が祭りへ連れて行ってくれた。
彼のおかげで普段入れないところまでいかせてもらった、心許せる友に感謝だ。
毎週の振り返りをおえて感じること。
先週、過去の行き詰まりがフラッシュバックして、自分に向き合うことを避けていた仲間
が、今週は行動を進めていた姿に感激して、とっても嬉しかった。
過去に自分が傷ついたり行き詰まった箇所に再び差し掛かると、そこへの向き合い方、
乗り越え方が重要になってくる。普段はうんうんと受け止めて聴いていることが多いの
だが、ここは勝負所だよーと思ったので、受け止め方、伝え方、自分なりの工夫をする
良い機会だよと背中を押した。そして今週どうなってるかなぁと、不安だったんだけど、
課題にチャレンジした姿がとっても素敵だった。
彼女の行動変容をもたらしたものは何だったのかを掘りさげた。
自分の胸の内、自分の意見をそのまま相手に伝える事は、ときには勇気が必要だ。
相手はどう考えているのだろう、相手に受け取ってもらえるのだろうか、相手の反応を
意識しすぎて自分の意見を伝えるようになると、自分の思いをそのまま出せなくなる。
以前の彼女はそれが強かったと言うが、ぼやかさずに伝えられるようになったのは、
「相手が親身に話を聴いてくれる、私を傷つけようとしている存在ではない」、
そう感じられるようになったからだと言う。またプライベートで家族や友人に、心の思い
をそのまま伝えられ、受け容れられる温もりの時間を持っていたことが、彼女の認識の
枠組みを変えていたようだ。
世界には、そんなに私を傷つけてくる人はいない。
そう周囲の人への認識を変えられるようになったのは、人の温もりに触れられたからだ。
評価分析の対象として人から見られるのでは無く、私がそのまま受け容れられる体験、
それを感じられたときに、他者と世界に対する見方が優しい眼へ変わっていく。