こにたん、組織開発の日々

2022年4月より組織開発を生業に。始める前から天職の確信

光と影

 

昨日は1日中、人と一緒に向き合った時間だった。

朝は毎週の仲間との振り返り、日中はストレングスコーチの資格取得の研修、

夜はグループコーチングの仲間とプロジェクト会議。

 

人との交わりを通じて自分のことをより知って、他者の理解も進む。

そんな学びを深めた1日だった。

 

己を知り、自分がどんな人であるかを伝える事は、なかなか簡単ではない。

僕はコーチングを学びキャリアコンサルタントの資格も取って、自分を理解することに

時間を使ってきたが(まだ3年ほどですが)、今日の研修で「あなたのことを表す3つの

フレーズを考えてください」ではスラスラとは書けなかった。

 

他人の事は案外たやすく「こんな人だ」とラベリングしたりするけど、自分自身のことを

表現するのでさえ難しい。だから他者のことを、こういう人と決めつけるのは意味がない

と思う。

 

よくよく自分を見つめていくと、内なる自分には白いところも黒いところもある。

白黒でなければ、色んな顔をした分人が内にいる。光が当たる所には影がある。

自分の中の「影」を認めたくない時もある。影とは、黒い内面だったり人に

打ち明けられないモヤモヤの自分だ。

 

そんな影も、自分の一部。影が自分にとって何を意味するのか、それを言葉にすることが

できると変容の手がかりになる。影は、願いの裏返しだったり、前に進みたい自分を

引き止める存在だったりする。影の意味がわかり、そんな自分も受け容れられるように

なれると、自分を他者へ開いて行く変容が始まる。

 

自己受容と開放はひとりでは出来ない。

人と交わることで、人は変容へ開かれていく。

そんなことを感じていた1日だった。