光と影
昨日は1日中、人と一緒に向き合った時間だった。
朝は毎週の仲間との振り返り、日中はストレングスコーチの資格取得の研修、
夜はグループコーチングの仲間とプロジェクト会議。
人との交わりを通じて自分のことをより知って、他者の理解も進む。
そんな学びを深めた1日だった。
己を知り、自分がどんな人であるかを伝える事は、なかなか簡単ではない。
僕はコーチングを学びキャリアコンサルタントの資格も取って、自分を理解することに
時間を使ってきたが(まだ3年ほどですが)、今日の研修で「あなたのことを表す3つの
フレーズを考えてください」ではスラスラとは書けなかった。
他人の事は案外たやすく「こんな人だ」とラベリングしたりするけど、自分自身のことを
表現するのでさえ難しい。だから他者のことを、こういう人と決めつけるのは意味がない
と思う。
よくよく自分を見つめていくと、内なる自分には白いところも黒いところもある。
白黒でなければ、色んな顔をした分人が内にいる。光が当たる所には影がある。
自分の中の「影」を認めたくない時もある。影とは、黒い内面だったり人に
打ち明けられないモヤモヤの自分だ。
そんな影も、自分の一部。影が自分にとって何を意味するのか、それを言葉にすることが
できると変容の手がかりになる。影は、願いの裏返しだったり、前に進みたい自分を
引き止める存在だったりする。影の意味がわかり、そんな自分も受け容れられるように
なれると、自分を他者へ開いて行く変容が始まる。
自己受容と開放はひとりでは出来ない。
人と交わることで、人は変容へ開かれていく。
そんなことを感じていた1日だった。