居場所
きのう仲間との振り返りで気づかされた。
いまはなぜ昔ほど、「居場所探しに一生懸命になっていないのか」。
社会人になってから自分の居場所がないような、根無し草で漂っている感じがしていた。
それは自分が愛した商売を続けられなくなり、過去現在とつながる人脈が社内に残らな
かったことが影響しているのかもしれない。そしていろんな部署を転々としたので、
昔から知っている仲間がいなくなったからかもしれない。
当時と今が違うのは、過去の自分を知っていなくても、現在から未来を共につくる想いが
あれば良いと考えているからだ。
想いをともにする「共感」を抱ければ、そこが居場所なのではないだろうか。
そんな居場所は会社だけではなく、プライベートにもある。
自分が居場所探しに一生懸命になっていないのは、自分の心の内を分かち合える人たちが
公私にできたからだ。分かち合えることで共感が育まれる。そして未来へ向けて一歩、
前へ足を出すことができる。
ぼくにとって大切なのは、勇気を贈りあえる共感だ。
直面している困難や、未来への想い、それについて相手を理解しようと近づくことで共感
が生まれる。共感を生むには自分から相手へ近づくことから始まる。そして互いの間に
勇気が生まれるのだ。
そんな思いを感じさせてくれる人たちに出会えたことが、とても幸せ。
そんな居場所を大切に丁寧に、過ごしていきたい。