こにたん、組織開発の日々

2022年4月より組織開発を生業に。始める前から天職の確信

ギフト(才能)の使い方(前半)

 

行動のパターンと思考の傾向はつながっている


恐れ・不安に対する反応的行動の中に、才能の使い方のヒントがある。

 

エグゼクティブ向け分析のLCPを用いて考えを深めよう。

 

反応的行動は、逃げるや戦うといった生存本能と繋がる。

この傾向が強いと、生産的な行動よりも自己防衛を、協調性よりも攻撃性を優先するスタイルとなって現れる。

 

具体的には、3つの傾向が有り

①他者依存、②自己防衛、③操作

 

他者依存とは「自身の意図や欲求に基づいて行動せずに、他者からの期待に応えることにより自尊心と安心感を得る」

 

自己防衛とは「身を引いて距離を置き隠れて打ち解けず、皮肉な態度、または合理的な態度によって自己防衛し、自尊心を満たす」

 

操作とは「任務の完遂、個人的成功によって自尊心を確立する」完璧主義、過度な意欲、野心、独裁が含まれる。

 

上記の傾向は、多かれ少なかれ我々の「思考の癖」となっている。

時には「自分を縛る鎖」となるが、これを「ギフト(才能)」して捉え直したい。

 

明日へ続く…