こにたん、組織開発の日々

2022年4月より組織開発を生業に。始める前から天職の確信

理解されることから、

 

個人的な悩み苦しみの中に、

他者にとっても、共鳴共感するみんなの苦悩がある。

物語を分かち合うことで、湧き上がってくる力がある。

 

そんな話を仲間としていました。

 

それぞれの人生経験、それぞれの価値観。

自分には伺いしれない、想像することもできない、そればかり。

 

だけども、

同じ時代を、同じ社会で生きている。

その人の物語に耳を澄ませば、

個人的な苦悩の奥には、みんなの苦悩が響いている、そう感じられるのでは。

 

人により世界の見え方が違う、という話しになった、つまり

「世界は優しく楽しいもの。他者はいい人で優しい」

「世界は恐ろしいもの。他者は自分を傷つける怖い人たち」

 

僕は前者、世界を明るいものと捉えている。

見え方のルーツは、幼少時代や親子関係、様々な人生経験から形成されるのだろう。

どちらの見え方もありなのだ。両面を内包していることもあるだろう。

 

2つの世界の見え方、

自分と違う相手の見え方を否定するのではなく、

あなたの見えている世界観を大切にする。

 

たとえ、相手がバイアスに囚われていると感じても、

バイアスは、その人が自分を守るために必要なものかも知れないから。

 

他者をまるっと受け容れる。

相手の見えている世界を感じ取れるように近づきたい。

あなたのことを理解したい。

 

理解されること、

それが、人の眠っているパワーを引き出すのでは、

と思っている。