個人的な悩み苦しみの中に、
他者にとっても、共鳴共感するみんなの苦悩がある。
物語を分かち合うことで、湧き上がってくる力がある。
そんな話を仲間としていました。
それぞれの人生経験、それぞれの価値観。
自分には伺いしれない、想像することもできない、そればかり。
だけども、
同じ時代を、同じ社会で生きている。
その人の物語に耳を澄ませば、
個人的な苦悩の奥には、みんなの苦悩が響いている、そう感じられるのでは。
人により世界の見え方が違う、という話しになった、つまり
「世界は優しく楽しいもの。他者はいい人で優しい」
「世界は恐ろしいもの。他者は自分を傷つける怖い人たち」
僕は前者、世界を明るいものと捉えている。
見え方のルーツは、幼少時代や親子関係、様々な人生経験から形成されるのだろう。
どちらの見え方もありなのだ。両面を内包していることもあるだろう。
2つの世界の見え方、
自分と違う相手の見え方を否定するのではなく、
あなたの見えている世界観を大切にする。
たとえ、相手がバイアスに囚われていると感じても、
バイアスは、その人が自分を守るために必要なものかも知れないから。
他者をまるっと受け容れる。
相手の見えている世界を感じ取れるように近づきたい。
あなたのことを理解したい。
理解されること、
それが、人の眠っているパワーを引き出すのでは、
と思っている。