自分の道を探求する。
ときには立ち返る場所が必要だ。
4月から、組織開発の道を歩み始めた。
経験はないけど、自分を賭けても良いと思える道、
天職だと、可能性を感じられる仕事、それを始めた。
泥臭く人間にまみれる仕事
分かりやすい正解のない仕事
成果が数値で測りにくい仕事
それが組織開発で、
時には、暗中模索の思いが募り、
この進み方で良いのだろうかと、迷う時もある。
道を探求する中で、迷った際に必要なのは、
「目指すありたい姿」と「立ち返る場所」だ。
なぜ、この組織開発の仕事を始めたのか、
その原点を問いなおすことで、自分を奮い立たせる。
毎月、思い出すように見直すものがある。
それはJALフィロソフィー。
経営破綻したJALが、稲盛和夫さんのもとで2011年に策定した社員の行動哲学を表したもの。
フィロソフィーは2部構成で第1部は「すばらしい人生を送るために」、第2部は「すばらしいJALとなるために」。このフィロソフィーを、自分と自分の会社に置き換えて、毎月、自分の想いを見つめ直すようにしている。
僕にとって、組織開発を志した初心に立ち返るところが、このJALフィロソフィーだ。
毎月見直すと、心に響くところが変わる。
いま響くのは以下だ。
・土俵の真ん中で相撲を取る
・大局をあわせもつ
・有意注意で仕事にあたる
・渦の中心になれ
・最高のバトンタッチ
・成功するまであきらめない
・見えてくるまで考え抜く
最後に、
「昨日よりは今日、今日よりは明日」
原点に立ち返り、初心を大切にして、今日もがんばっていこう!