座る
Shitting in the Fire
火中の中にも座っていられる胆力を身につけたい
胆力を辞書で調べると、
恐れたりあれこれ考えて迷ったりしない心、
気力、困難や障害に負けずに物事をやり通す強い心、とある。
人生の道をさんざん迷ったときに、友からいただいた言葉、
「人は人で磨かれる」に気づかされ、これまで避けていた
人間関係の中に、分け入って行く道を選んだ。
人はエネルギーの塊だ。
ポジティブな力、ネガティブな力、両極が存在する。
僕の願いは、喜怒哀楽の中でもネガティブな力、怒りや哀しみを、
人を前へ進む力へ繋げること、それが人生を通してやりたい仕事。
今まで避けていた人間関係。
それは、人の間にある怒りや哀しみを直視しなかったこと。
面倒臭いとして避けていたこと。
自分が人生の道に迷ったときに、
この面倒くささに向き合うこと無くして、
自分を超えられない、望ましい自分に近づけない、と思った。
易々とは、胆力を身につけられない。
火中の中に座り続ける、それを決めたことから始めた。