自分も一部
研修企画の第二弾を作成中。
今回のエッセンスは「自分たちが変わらなければ解けない問題とは」。
そんな問題のことを「適応課題」という。適応課題とは既存の技法や個人の技量で
解決できない問題、そういった問題は、人と人、組織と組織の関係性の中で生じる問題。
平たく言えば、「あの人の考え分かんない、なぜあれを課題とするのかわからない」。
相手の意見の背景を知ろうともせず、わからないと切り捨てがちなものだ。
問題症状が起きたときに、それをあの人の問題、あの人が悪いとする事はたやすい。
安全地帯にいて人を責めて、自分を正当化できるから。
ただ自分も含めて世界を眺める。そうすると見方が変わることもある。
自分も世界の一部。ひょっとすると私もあなたも、問題に加担している存在かも
しれない。より良い未来をつくるために、問題からお互いが解くべき課題を抽出する。
課題が見出せれば、それはより良い未来へのチャレンジ課題だ。
問題がある事は悪いことではない。常に状況は変化している、変化に対応できない
きしみが問題症状となって現れるだけ。
問題は、「次のステップに進みたければ、この問題を解いてご覧」
そう、神様が与えてくれるチャレンジなんだ。
自分は問題の一部でもあるけど、より良い世界をつくる大いなるものの一部でもある。
大義のために生きる、そう考えたいな。