こにたん、組織開発の日々

2022年4月より組織開発を生業に。始める前から天職の確信

未知数を照らすライト

 

日、研修第二弾ワークショップの2日目を行った。

同じ内容を連続6回やるのだが、だんだんと自分の血肉になっていくのを感じる。

また社内の現場リーダーの奮闘を伝える内容なので、登壇者との共同作品を皆さんへ

伝える醍醐味もある。

 

企画設計者、登壇者、参加者、皆さんのハーモニーで研修と言う作品が出来上がる。

僕たち企画設計者と研修のファシリテーターは、場からエネルギーを引き出し共鳴する

力を創ることが役割だと思う。

 

今回、研修で伝えている組織開発のエッセンスは安斎勇樹さんの「問いかけの作法」から

頂戴している。「チームメンバーの魅力と才能を引き出し、チームのポテンシャルを

最大限に発揮するための技術」、それが「問いかけ」の力だと言う。

 

安斎さん曰く、組織状態の見立てを三角形モデルで示す。

「①現在の様子、②見たい光景、③場の目的」

 

ありたい姿など将来の「見たい光景」に対して、「現在の様子」を省みる。

将来に向かって生み出したい"必要な変化"を考える。必要な変化を生み出すために、

何を組織へ問いかけたらいいのだろう。自分にも人にも、組織として考えるために問う。

 

そして、みんなで対話するために「話の目的」を考える。

僕らはどんなふうにありたいのか、どんな状態でいたいのか、

そのために変化と言う名の推進力をみんなで創っていこうよ。

そのために僕らは何をできるのか話し合おうよ。

 

組織の未知数を照らすライト、その焦点をどこに当てるかが「問いかけ」。

今朝の僕の自分に対する問いかけは、

「半年後にどんなチームワークの姿を夢見るんだい」、

さぁ、上半期終わりの9月。前を向いて進もう。未知数を照らすライトを意識して。