未知数を照らすライト
昨日、研修第二弾ワークショップの2日目を行った。
同じ内容を連続6回やるのだが、だんだんと自分の血肉になっていくのを感じる。
また社内の現場リーダーの奮闘を伝える内容なので、登壇者との共同作品を皆さんへ
伝える醍醐味もある。
企画設計者、登壇者、参加者、皆さんのハーモニーで研修と言う作品が出来上がる。
僕たち企画設計者と研修のファシリテーターは、場からエネルギーを引き出し共鳴する
力を創ることが役割だと思う。
今回、研修で伝えている組織開発のエッセンスは安斎勇樹さんの「問いかけの作法」から
頂戴している。「チームメンバーの魅力と才能を引き出し、チームのポテンシャルを
最大限に発揮するための技術」、それが「問いかけ」の力だと言う。
安斎さん曰く、組織状態の見立てを三角形モデルで示す。
「①現在の様子、②見たい光景、③場の目的」
ありたい姿など将来の「見たい光景」に対して、「現在の様子」を省みる。
将来に向かって生み出したい"必要な変化"を考える。必要な変化を生み出すために、
何を組織へ問いかけたらいいのだろう。自分にも人にも、組織として考えるために問う。
そして、みんなで対話するために「話の目的」を考える。
僕らはどんなふうにありたいのか、どんな状態でいたいのか、
そのために変化と言う名の推進力をみんなで創っていこうよ。
そのために僕らは何をできるのか話し合おうよ。
組織の未知数を照らすライト、その焦点をどこに当てるかが「問いかけ」。
今朝の僕の自分に対する問いかけは、
「半年後にどんなチームワークの姿を夢見るんだい」、
さぁ、上半期終わりの9月。前を向いて進もう。未知数を照らすライトを意識して。