そうする理由
皆んななぜ発言してくれないのかな、なぜ問いかけに応答してくれないのかな
沈黙が続くと小さく小さく傷ついていく、そんな感じだ。
みんなの未来のためにと、自分は一生懸命になっているつもり、
いろいろやってきて気づいた、つもりなのだ。
良かれと思ってやってきて、たけど本当にみんなにとっての良かれなのだろうか。
顧客の声を聞く、そう自分は大切にしているけど、チームメンバーの声を聴きにいって
いるのだろうか、自分に指を向けて考えを一周巡らせて気付けた。
自分の「知ったつもり」なのではと。
「相手にはそうする理由がある」、敬愛する大久保寛司さんの言葉だ。
相手の立場に立ったら、そうする理由が必ずそれなりにあると言う。その理由には身勝手
わがままと言う場合もあるが、でも正しいかどうかは別にして、必ず理由があると。
嗚呼ぼくは、みんなのことを理解できていないんだ。
みんなと仲間になりたいと願っているが、まだ至らないのは、自分の姿勢の問題なのだ。
寛司さんは続けて言う。
「人は理解された時に変わる」、人を変えるのではない、人を理解しに行く、そして
その人と未来を語れるようになった時、その人が結果として変わっていくのだろう。