ちょっとずつ
会議の動画を見直したら「ちょっと」を自分は連発していた、笑。
その奥にはどんな心があるのか。
最近思うのは、立ち止まることの重要性。
前へグイグイ進んでいきたい気持ちがある、みんなのベクトルが合って推進力を増して。
早くそんな状態になればいいけど、それに向けて焦る事なく、立ち止まることの方が重要
だ、と自分に言い聞かせている。
人の心の変化は緩やかだ。なぜ変化が必要かを一人ひとりが腹落ちすることが大切だ。
すぐに腹落ちはできないので、自分の気持ちを表に出せるだけで大きな一歩。
どのような状況に自分たちがいるのか、そして求められている変化に対して、違和感
含めて自分が感じていることを知る。そして自分がどのように関わりたいかを考え始める
ことから、変化への対応が始まる。ちょっとずつちょっとずつ、いきなり変化が起きるの
ではなく、まず揺らぎを起こす、そしてみんなと一緒に変化のプロセスを歩んでいく。
僕は変化を起こすのではなく、「自分たちはこのままで良いのだろうか」と問い続ける
役回り、揺らぎを起こす着火薬。そしてみんなとともに、我々に必要な変化を考えていく
のだ。
自分たちはこのままで良いのか、
それを考える着眼点は「顧客のためにわれわれが出来ること」。
誰かのお役に立ちたい、立てる自分でありたい、これは根源的な欲求であり、
人の願いであると思う。
そうしたことをみんなで考えていくために、
ちょっとずつちょっとずつ、立ち止まりながら歩んでいこう。