愚直に生きる
年末年始、手に取った本。
高校以来だろうか、ヴィクトール・E・フランクルの「夜と霧」を読む。
絶望的な強制収容所を体験した著者の言葉は重い。
ことし2023年、愚直に生き、そして行動しよう。
夜と霧からの引用。
「もういいかげん、生きることの意味を問うことをやめ、わたしたち自身が問いの前に
立っていることを思い知るべきなのだ。生きることは日々、そして時々刻々、問いかけて
くる。わたしたちはその問いに答えを迫られている。考えこんだり言辞を弄することに
よってではなく、ひとえに行動によって、適切な態度によって、正しい答えは出される。
生きるとはつまり、生きることの問いに正しく答える義務、生きることが各人に課す課題
を果たす義務、時々刻々の要請を充たす義務を引き受けることにほかならない。」
生きていくなかで、人の力になれることに義務を見いだす、
共に分かち合いながら力を生み出していく。
そう2023年を形づくっていこう。