人に支えられる
仲間との対話を終えて思う。
自分の存在価値に自信をなくすことがある。そして自分の色を失ってしまう。
内なる力が湧いてこない時、そういう時に自分に関心を寄せ続けてくれる人がいれば、
支えられる。家族や大切な友人、頼れる人がいれば底支えされる。
人は生きているだけで存在価値があり他者へ貢献しているのだけれど、人に対する劣等感
を覚えて自信が持てなくなる。他者に対して優れて特筆すべき成果を出せないと価値が
ないのか、そんな事は無いのだけど、劣等感を覚えさせてしまう今の社会。
自分らしく生きられないことに多くの人が苦しみを抱えている。
だけれども、苦しみを感じることにその人のオリジナリティーがある。苦しみを感じる
のは自分の願いがあるからこそで、苦しみの種類は人それぞれの個性を反映している。
苦しみを覚えることには意味がある。
それを無かったものにするのではなく、その苦しみがある自分を赦して自分らしくあろう
と乗り越えていくことが、自分らしく生きることなのだろう。
人を支えまた支えられて、そんな関係性を広げていきたい。