こにたん、組織開発の日々

2022年4月より組織開発を生業に。始める前から天職の確信

もがくその先に

 

週末からずっと勉強会の企画作りに精を出している。

締め切りが迫り気持ち的には追い込まれているが、この機会があることで学びを血肉化

できる機会だと思える。

 

本を読んでも身体に染み込ませるのは簡単では無いけど、研修や勉強会で人に伝えるため

には、一旦自分の身体に取り入れないと伝えられない。しっかりとした背骨があり、体系

だった骨格がある良書は、人へ伝えるための拠り所となる。今回皆さんにお伝えする

「対話」のテーマでも、理論に親和性のある2つの良書を参考につくりあげている。

 

人に伝えて参加者が腹落ちするには、僕らが生きている時代背景と社会や会社にある

課題意識が基底となる。みんなが漠然とモヤモヤする、腑に落ちない、そんな課題意識に

応える核となる思想、統合された理論体系と合わせたストーリー展開があると、すーっと

身体に入っていく。

 

みんな自分のモヤモヤしたものを説明できるものを探している。

自分が言葉にできなかったものが説明されて理解できる喜び、その理論を応用して現場で

実践してみようと背中を押してもらえる勇気。

 

勉強会を通して参加者と共に創りだしたいのは、前に進む行動力と勇気だ。

自分と周りの世界をより良くするために勉強している、そして分かち合う喜びをつくる

ために、提供者として四苦八苦してもがいている。