週末からずっと勉強会の企画作りに精を出している。
締め切りが迫り気持ち的には追い込まれているが、この機会があることで学びを血肉化
できる機会だと思える。
本を読んでも身体に染み込ませるのは簡単では無いけど、研修や勉強会で人に伝えるため
には、一旦自分の身体に取り入れないと伝えられない。しっかりとした背骨があり、体系
だった骨格がある良書は、人へ伝えるための拠り所となる。今回皆さんにお伝えする
「対話」のテーマでも、理論に親和性のある2つの良書を参考につくりあげている。
人に伝えて参加者が腹落ちするには、僕らが生きている時代背景と社会や会社にある
課題意識が基底となる。みんなが漠然とモヤモヤする、腑に落ちない、そんな課題意識に
応える核となる思想、統合された理論体系と合わせたストーリー展開があると、すーっと
身体に入っていく。
みんな自分のモヤモヤしたものを説明できるものを探している。
自分が言葉にできなかったものが説明されて理解できる喜び、その理論を応用して現場で
実践してみようと背中を押してもらえる勇気。
勉強会を通して参加者と共に創りだしたいのは、前に進む行動力と勇気だ。
自分と周りの世界をより良くするために勉強している、そして分かち合う喜びをつくる
ために、提供者として四苦八苦してもがいている。