こにたん、組織開発の日々

2022年4月より組織開発を生業に。始める前から天職の確信

命を使い切って生きる

 

 

月刊致知11月号 感想文 山田西リトルウルフ棚原安子さんのお話

おばちゃんの「運鈍根」、ひとことで言うと何だろう、「貫き通す」かな。

31歳から野球指導を始めて50年ずっと同じことをやり続けて82歳。

自分は82歳まであと30年、そこまで生きるかわからないけど、まだまだやり続けられる

チャンスがある。おばちゃんにとっての"運"とは、貧乏な幼少期そして中学生での壮絶な

いじめ、側からは幸せに見えない境遇も「耐え抜いた人間が勝つ」と悲運として捉える

ことなく肯定的に昇華できている。"鈍"は正にやり続けてきた粘り強さ、信念を持って

続けられる愚直さが鈍なのか。"根"は親が愛情を持って辛抱強く育てる根気だと言う。

 

僕にとって、根は自分の根っことつながっていること。

自分の源とつながり続けていればやり続けられる。自分が何を望み誰と生きたいか、

そしてどんな世界をつくりたいか。

自分を振り返り問い続けて、根っこを探求する生き方。

自分自身であろうと生きることが愚直に、そして周りの声に左右されず貫き通せる鈍感力

だと思う。そして運、昔はなんて自分の巡り合わせは悪いのだろうと周りを羨み、環境の

せいにしていた悲運家だった、そして悩んでいた。

 

今は悩む事は無い。

悩むことなくいろいろな課題があると捉える。課題を乗り越えることで自分が磨かれる。

そう思えば悲運などはない。すべてが自分らしく生きるための人生の課題だと思えば、

常に幸運しかないのだ。