こにたん、組織開発の日々

2022年4月より組織開発を生業に。始める前から天職の確信

組織開発

生成的

昨夜、仲間とのイベント企画会議は、生成的な場だった。 イベントでの対話の場を「温泉」のメタファーを使って表現してから、一気に企画が形を 現し出し、まとまっていくプロセスは創造的だった。 生成を辞書で引くと、「ものが生じて形を現すこと。また、も…

見たい世界へ近づくには

昨夜ストレングスファインダーのコーチングセッションをやらせて頂いた。 ストレングスは人の才能を34の資質に分けたもの。 その資質は、その人の生まれ持った個性を表すものであり、その資質の光の出し方に よってその人らしさが現れてくる。 34の資質は、…

皆んなで背負う

人は共感する生き物だ。 他者と感情的なつながりを持ち、分かち合える体験をした時、心は喜ぶ。 「苦楽を共にする。同じ釜の飯を食った仲間」、 これらの言葉の中には、酸いも甘いも仲間だからこその共感を経てつくられる想いが、 込められていると思う。 「…

組織文化

先日あるグローバル電機メーカーの人事担当者の話を伺った。 中期計画の人材戦略のビジョンとミッションを、多国籍なメンバーで半年間かけて 策定したストーリー。 日本本社の人間だけ作るのでなく、次世代を担うリーダー層を欧州、米州、アジアから 選抜し…

根っこは同じ

昨夜は、就活アウトロー採用を展開する、NPOキャリア解放区の納富代表を囲んだ会に 行った。納富さんは学生の採用と言うフィールド、僕は企業内で人と組織の関係性を良く する組織開発と言う仕事。 お互いのフィールドは違うが、人を取り巻く関係性に於いて…

自分を乗りこなせ

ストレングスファインダーのコーチングを始めた。 成功する可能性に最も関連する才能を分類して、34の資質にまとめたのがストレングスだ。才能は生来持っているものだが、それに投資して磨いて、強みへ育てると良い。 自分と言う器がどんな資質を持っている…

アウトロー

友に教えてもらった「就活アウトロー採用」。心を動かされた。 みんながリクルートスーツに身を包み一括の就職活動を行う。学生時代に何をやり、 だから自分は何かを出来そうな人材なのだと、アピール合戦のシューカツ。 多様性の時代と言いながらも、その会…

炎の中に座る

Sitting in the fire 炎の中に座れる自分であれるよう、胆力を磨きたい。 それが僕の理想だ。 その生き方を磨くための手段として組織開発の仕事をしている。 組織開発の仕事は、目に見えている現象での問題解決ではなく、その下にある人間の感情 やエネルギ…

いざ行かん

組織変容の主人公は現場の皆さんです、我々人事は支援者です。 今日はワークショップ第二弾の研修初日、自分がゼロから手がけた企画の2本目、 ちょっとドキドキ。最後に参加者へ伝えたいメッセージが冒頭の言葉。 振り返れば2019年、平本あきおさんのコーチ…

守破離

今日頭に浮かんでいるキーワードは守破離。 仕事の事でも人生の事でもこのサイクルをぐるぐる回して、螺旋状に人生の階段を 上っている気がする。 守:教えに従い修練を積み型を身に付ける 破:自分に合った良い型を取り入れて既存の型を破る 離:自分と技につ…

自分も一部

研修企画の第二弾を作成中。 今回のエッセンスは「自分たちが変わらなければ解けない問題とは」。 そんな問題のことを「適応課題」という。適応課題とは既存の技法や個人の技量で 解決できない問題、そういった問題は、人と人、組織と組織の関係性の中で生じ…

複雑系の人

今日はコーチ資格取得の研修最終日。 ストレングス・コーチングの勉強を缶詰でやってきた。 改めて人間は、複雑な可能性に満ちたものであることを実感。 ギャラップ社は人の資質を34に分類した。 資質とは生まれ持った才能。 無意識的に出て、繰り返し現れる…

世界の観え方

問題は世の中にたくさんある。 そこから、解くべき課題は何か、を抽出していくのが問題解決の手順。 だけど、その課題設定が難しいのだ。 問題自体もたくさんある。 何を問題とするのかも人によって違う。 まずは取り上げる問題の優先順位づけだ。 次に課題…

寄り沿う

昨夜は仲間と「支援のあり方」について談義。 人と組織を応援するサポーターが僕ら人事の仕事。 支援する側の寄り添い方を考えさせられた。 困っている現場の人たちの問題を解決する支援をしたい。 想いの起点は同じであっても、問題解決策を提案し実行して…

方法の原理

昨夜は、組織開発の異業種勉強会だった。 人事あるあるなのだが、社内よりも他社の人事パーソンと共鳴共感することが多い。 社内ではサービスを提供する相手方と、わかりあえなかったり対立構造になったりもする が、そんなもどかしさの中、同類は悩みを共有…

リフレクション

集う人それぞれに実りある場を、どう作れるかを模索中だ。 会社では職場ファシリテーション研修、プライベートでは仲間との振り返りのファシリテーターをする中で。場のなかで自分がどうお役に立てるのか、を考える。 内省をリフレクションとも言う。 問う、…

必勝パターン

問題解決にわかりやすい方程式があればいいな、と思う。 困っていることに対して明快な処方箋があれば、すぐに苦境を脱することができる、 脱したい、そんな願望から問題解決に対する期待が高まる。支援を要請してくる営業部は わかりやすい処方箋を求めてく…

野生の思考

「問いかけの作法」を読んでいる。 安斎先生の長年の探求がギュッと詰まった本です。 はじめにで、紹介されている安斎さんの課題意識、「誰しもが心の中に魅力と才能を 秘めており、それが必ずしも全ては発揮できていない。ちょっとした環境の要因によって …

自由裁量のエネルギー

「エンゲージメント」に関する本を読んでいる。 "エンゲージメント=肯定的な見方 x 自由裁量のエネルギー"とされている。 「仕事に対する熱意や働きがい、仕事で期待以上の結果を出すために自発的に努力する 意欲」、これらがエンゲージメントと言われる。会…

カオスの縁

先日コミュニティーの勉強会で「カオスの縁」と言う言葉が出た。 機械論から生命論パラダイムへの変化。 大量生産の時代、因果関係が明らかで正解がわかりやすい時代の機械論。 一方、物事が複雑で問題自体が曖昧な時代での、有機的なつながりが広がる生命論…

私とそれ

先日紹介した宇田川元一さんの本より、 『対話について重要な概念を提示した哲学者のマルティン・ブーバーは、人間同士の関係性について、大きく2つに分類しました。ひとつは「私とそれ」の関係性であり、もうひとつは「私とあなた」の関係性です。』 私とそ…

橋をかける

昨日は宇田川元一さんの「他者と働く」を読んでいた。 受け取ったキーメッセージは、『他者との間にある溝に橋をかける。相手の物語を理解するために対話する。自分の考えかそれとも相手の考えかといった対立関係ではなく、自分も他者も両方が生きられる関係…

モヤモヤの活かし方

お薦めの本です 「不安を創造的なエネルギーの源に変えたい」が今週もやっと考えていたテーマ。 東畑開人さんの本に、そうそうっと頷くセンテンスが沢山あった。 『モヤモヤしている時、僕らは不快な気分になり、苦しい思いをします。 実のところ、モヤモヤ…

世界が広がる

昨日学生さんとのOB面談で、「なぜ商社に入ったのですか」と聞かれ、 『海外に行きたかったから、熱く生きている人が多かったから』と答えた。 学生の時から地元志向でなくて、高校は違う市へ、大学は他の県へ。 いつも、外へ、新しいことへ、向かっていくの…

整える

昨夜は気がかりを残して早々に就寝。 でも5時から早起き、2時間仕事しキャッチアップ。 少し気持ちが落ち着いた。 次のチャレンジへ向けて、研修企画のつくりこみを開始。 関係者の巻き込み、これからの仕上げ方、見えないところに不安を抱いているな。 1人…

心の稽古はくりかえし

夏ですね 朝走っている最中に見つけた言葉、 お寺の前に掲げてあった一説、「心の稽古はくりかえし」 久しぶりに近所の小さな森へ行ったら、 今朝は360度サラウンドで蝉の声に包まれた、もうスッカリ夏ですね。 今日は社内ワークショップに3回目の登壇。 前…

エネルギーの連鎖

身体のけだるさからか、 力が湧きづらいと感じる今週の出だし 自燃、自ら燃える。 日々、そういう状態でありたいと願うが、無理やりそこへもって行かない、 自然発火の自分をつくりたい。 昨日思った。 人と共にある、人と共につくる、人の為になる、それが…

ルワンダ人の信頼は大きな喜びだった

〜読書感想文〜 「ルワンダ中央銀行総裁日記 服部正也著」 50年前に出された新書のリバイバル。同僚に組織開発の観点からも大変面白いと聞いて手に取った。 服部さんは終戦は海軍大尉としてラバウルで迎え、復員後は日本銀行に入行。 ルワンダの中央銀行総裁…

振り返りの力

自分を大切にすること、 それは振り返りの時間を持てることだと思う。 しかも、仲間と一緒に振り返る時間を持てる事、それを幸せだと感じている。 ブログで言葉にすることを通じて、日々我が身を振り返っている。 そして、毎週仲間と振り返ることで力を分か…

いざっ

おはようございます。 いよいよ今日は、初めて自分が設計したワークショップの初日。 緊張しています。 内容は、上司同僚の皆さんの助言をもらって磨いて来た。 あとは、自分の心持ち。 落ち着いて、ゆったりと、その場に臨む。 週末に、友と訪れた美しい自…